この世には、触れてはならない領域がある

自主映画ながらも世界中の映画ファンを感嘆させた『マンボーグ』(2011)のジェレミー・ギレスピーとスティーヴン・コスタンスキ監督コンビが贈る、ハイブリッドホラー。VFXスタッフとして『パシフィック・リム』『ロボコップ』といった大作に参加した実力者。本作でもその手腕を如何なく発揮している。80年代のジャンル映画を敬愛する監督コンビだからこそできるCG一辺倒ではない、手作り感はありつつも高度な特殊メイクスキルを駆使した世界観は圧巻。『遊星からの物体X』『ザ・フライ』『ヘル・レイザー』『ブロブ/宇宙からの不明物体』にインスパイアされたクリーチャーデザインと、観る者の想像を超えた展開に目が離せない。

第7回目となる劇場発映画祭の『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映!

ストーリー

深夜のパトロール中、保安官のダニエルは血まみれの姿で閑散とした道路に立っている男を目撃する。ダニエルはその男を追って人里離れた田舎の病院にたどりつくが、そこにいる患者と病院関係者は何か「人間ではないもの」に変身しようとしていた。
そんな中、銃を持った中年男と斧を持った若者も病院内に乱入、怪物を倒すも人間たちにも好戦的な態度を取る。
さらに病院の外では大型ナイフを持った白装飾のカルト集団に包囲されてしまう。
病院の内外では怪物とカルト集団がうごめき、人間たちにも誰が敵か味方か分からない疑心暗鬼が渦巻く。
逃げ場なしの絶体絶命の中で、ダニエルは生き残った者達を率いて何とかその病院から脱出しようと試みる…。

劇場公開日

ヒューマントラストシネマ渋谷:2018年1月13日〜2月20日
シネ・リーブル梅田:2018年1月28日〜2月3日

詳細

https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2018