オーストラリアンネッシー

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オーストラリアンネッシーとはオーストラリア北東部に広がるサンゴ礁の名所としても有名なグレートバリアリーフにて度々目撃されている水棲未確認生物である。その名のとおり、一世を風靡したネス湖のネッシーと同じタイプのUMAである。その外見もネッシーと酷似していて、体長が20m~50mと大型生物の一種とされている。
その目撃証言は他の未確認生物と比べても非常に多く、写真や動画による撮影にも成功している。主な生息地とされるグレートバリアリーフでの報告はもちろんのこと、狭い範囲ではあるがその周辺の海域などでも少数の目撃証言が上がっている。それに加えて、極めて珍しい証拠として、Gooleが運営するGoogleマップ上にぼんやりとオーストラリアンネッシーらしき影が海面に映っている写真が存在すると言う報告も過去にあった。しかし、サービスの更新によって今現在ではその画像を直接確認することはできない。また、オーストラリアンネッシーに興味を持った一人の研究者は接触に成功したと報告しているが、写真などの物的証拠がないため信憑性の低い証言であると考えられている。その証言によると、その研究者は船などは使わずに泳いでオーストラリアンネッシーに接近した後、背にまたがり約2分間の間共に海面で揺られていたと言われている。
目撃報告が多いのが特徴なオーストラリアンネッシーだが、そのどれもが遠方からの撮影であることからその生態などは一切知られていない。研究者たちはネス湖のネッシーの調査が進めばおのずと正体も判明するとして、オーストラリアンネッシー自体の研究は進めていないといわれている。また、ネッシーやオーストラリンネッシーと言った証拠写真や動画が多い未確認生物は話題づくりのための捏造画像なども多く出回ることから、信用するに値する情報とそうでないものの区別が難しく、調査を遅らせる一因となっている。現段階では、一般市民から寄せられる証言のみでしか調査を進めることができないため、正体解明の目処はたっていない。