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生息地:チリ・サンチアゴ
大きさ:体長約2メートル
特徴:大きな翼を持ち、頭と尾、足を持つ
推定される正体:南米で目撃多発するフライング・ヒューマノイドの1種、未知の飛行生物

2013年9月、新たなUMAが南米チリに現れたというニュースが報じられ、UMA研究家たちの注目を集めている。9月29日午後9時頃、チリの首都であるサンチアゴ、その繁華街にあるブスタマンテ公園近くにおいて、謎の大きな飛行生物の姿が複数の人々によって目撃された。
謎の飛行生物は木から飛び立ち、その後サンフランシスコ教会の塔にとまり、犬のような動物をむさぼり食っていたという。同時刻、ブスタマンテ公園の周辺だけでなく、様々な場所で飛行生物の目撃情報は相次いだ。目撃者によって撮影された映像には、木から飛び立った姿、教会へと向かう姿が確認できる。すぐさま地元のテレビニュースなどのメディアでその映像と事件の顛末が報道され、地元住民たちは正体不明の肉食飛行生物に恐れおののいた。
その大きさは2メートルほどで、目撃者のスケッチには大きな翼を持ち、人間のような足を持つ姿が描かれている。映像からは、大きな翼、大きな頭、尻尾のようなものまで確認できる。その姿は、ファンタジー作品などに出てくる「翼竜ワイバーン」に似ているともいえる。
目撃者の証言からは、謎の飛行生物の正体に迫るようなものはなく、現在でもまったくの謎に包まれたままだ。巨大なオオコウモリなのではないかという者もいるが、オオコウモリは果実などを餌としているため、犬のような動物を食べていたという証言とは異なる。
あるいは、南米で目撃証言が多発しているフライングヒューマノイドの1種という可能性もある。人間に発見されていない未知の生物、もしくは太古の翼竜の末裔とする声も少なくない。
ネットニュースによって、その情報は一瞬にして世界中に報道されるというこの時代、チリで目撃された謎の飛行生物のように、新たなUMA発見の報は、今日、この瞬間に届く可能性もあるのだ。