人が誰もいない、静かで不思議な世界に迷い込んでしまった時、時空のおっさんは現れる。見た目は作業着を着ている(ジャージ姿だという説もある)普通のおっさんだが、存在自体が謎であり、何者かは不明である。

おっさんに出会った人物Aは次のように語っている。Aは大学生で授業のある教室に向かって歩いていた。教室に入ると学生が誰もいない。Aは教室を間違えたと思い、ふと携帯を見ると『NOBODY』という謎の英字が書かれていたらしい。電話にでると中年の声が聞こえる。

A『あなた誰です?』

おっさん「そんなことはどうでも良い!!どうやってここに入ってきた!!」

A『はい?あなた何を言ってるんですか?』

おっさん「外を見て見ろ!」

A『いたずら電話は止めてください!!』

といい、Aは電話を切った。

おっさん『・・・』

Aが気になり、外を見ると大学のグラウンドにおっさんが立っていたらしい。おっさんは、Aを見つめ、ポケットに手を入れた。Aは危険を感じベランダから逃げるように教室にダッシュした。その後、Aは体がのびるような奇妙な感覚の後、現実の世界に戻ることができたらしい。

このおっさんは、時空の迷子を元の世界に返す力を持っていて、おっさんのおかげで帰還できたという話が数多く存在する。また、おっさんは一人ではなく、他にもおばさんやお姉さんなどと遭遇した例もある。