「チョコレートを食べ過ぎると鼻血出るからたくさん食べたらダメだよ」
と言われた記憶はないだろうか?
チョコレートのような栄養価の高い食品は、食べ過ぎると体の中にエネルギーが溜まり、はけ口がなくなって鼻血になるという言い伝えもある。
しかし、医学的にチョコレートと鼻血は全くといって関係ない。
この話は明治時代に牛乳を飲む習慣のなかった日本人にとって、牛乳を使うチョコレートは喜ばれなかったことが由来と言われている。
当時”牛の乳”を”牛の血”と聞き間違えられて伝わってしまい、チョコレートの中には牛の血が入っていると思われたそう。
この話が誤解を呼び、チョコレートを食べすぎると血が増えて鼻血が出るといった噂が広まったそうである。
さらに、昔はチョコレートは高級品ということもあり、子供にはたくさん食べさせたくないといった親の思いもあり、このようなデマが広まったとの噂もある。
ちなみに、ピーナッツを食べ過ぎても性的興奮を覚えても鼻血は出ないそう。
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