最近の車には、前の車に接近しすぎると自動的にブレーキをかけてくれるものがある。CMなどで見たことがある人も多いだろう。
あのシステムは、車両の上部についている2つのカメラが前方の車を認識し、自動でブレーキをかけるようになっている。現在販売されているものは車しか認識しない。これは車しか認識できないのではなく、車のみに反応する様に設定しているだけなのだ。
それは何故かというと、ちゃんとした理由があった。
実は初期の頃、人身事故防止のため車だけではなく人間も認識できる様にシステムを作っていた。しかし、いざ公道での実験を行うと不具合が多発した。前方に誰もいないのに、車が勝手にストップしてしまうのだ。しかも特定の場所、数カ所で。
原因を特定しようとしたところ、車が勝手に止まってしまう場所にはある共通点があった。それは交通事故多発地帯ということ。カメラは目に見えない何かを人と認識し、自動で車を止めていたのだ…
いまだ解決手段は見つかっていない。
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これは・・・。