大地震の前兆として地震雲が現れる、という話があります。
 大地震に先行して地中の岩石が破壊され、それにより粒子が大気中に放出されるため、独特の雲ができるのだ、と説明されたりもします。

 しかし、それを否定する意見もあります。
「地震雲と主張される写真を見ても、どれも普通の雲だ。雲はほぼ毎日出るし、地震もほぼ毎日起きる。雲と地震に関係があるとは言えない。」
 どうやら、こちらの意見の方が科学的に正しいと考えられているようです。

 ただ、私は、先日の熊本の大地震の前に、確かに地震雲を見たのです。
 震源地の方角から煙が沸き上がるような雲。 非常に不吉な感じを受けたのを覚えています。

 そういうのは個人の感想に過ぎず客観性がない、という人がいますが、では、現代科学の客観的な理屈が地震予知にどれほど役に立っているのでしょうか?

 大地震の前に動物が異常行動をする、という例はよく知られています。
 それらの動物は、人間より上等の科学的見地を持っていて、客観的な理論に基づき避難しているのでしょうか?
 そんな事はないでしょう。 本能的に危険を察知して逃げていると思われます。
 さて、一部の動物が地震の気配を察知できるのであれば、一部の人間も地震を察知できて何の不思議もありません。

 大事なのは、ある雲が地震雲であるかどうかではなく、その雲を見て 「地震が起きるような気配を感じた」 ことです。 雲は触媒であって、本質はその人自身の予知能力です。

 変わった雲が出ているから地震が起きる、というのが間違いなら、雲を見たら地震が起きる予感がした、というのを否定するのは大間違いです。

私も地震雲見たことありますっっ!しかもうちで飼ってるインコも地震前異常なほどかごの中を歩き回ってますよ・・・

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