昔、糸巻きタイプのゴルフボールには中心に白い液体が入っていて、子どもが興味本位でボールを分解しようとすると、その液体が強烈な勢いで噴き出したのだそうです。 それで失明した人もいたようです。

 このように分解すると危険なものが存在しますが、現在では、その代表格は旧型のテレビではないでしょうか。
 ブラウン管のテレビで、処分するにはリサイクル料金がかかります。 すべて適正に処理されていれば良いのですが、放置されたままになっているものもあるでしょう。

 さて、リサイクル料金を惜しみ、細かく分解すれば不燃ゴミとして出せると考えた人がいました。 その作業中に、ものすごい音と悲鳴が上がりました。 ブラウン管内部は真空になっていますが、空気が入って破裂したのです。 ガラスが、尖った粒のように細かく砕け、周囲のあらゆるところに突き刺さりました。

 この話を教えてくれた人は、だから毛布にくるんで壊すんだよ、と話を締めました。
 あなたはそうやってブラウン管テレビを壊したことがあるのですか、と尋ねると、いや行ったことはない、とのことでしたので、最後のところは信用できません。
 ほかに、機器内部のコンデンサが蓄電していると感電する危険もありますので、分解はやめるべきでしょう。

 危険は、身近なところに潜み、我々の無知と油断に乗じようと狙っています。

コメントありがとうございます。 私にネタを教えてくれた人の、文字通りの伝説だったかもしれませんね。 今度ブラウン管TVを見つけたら、試してみます。 もちろん、自己責任で。

返信

記憶が正しければ・・ですみません。

ブラウン管TVをバラしていくと、無数の大小様々な(真空管)と呼ばれる電球みたいなものがあります。
それが破裂したとしても、突き刺さりはしませんでした。
というか、金槌などで叩き割っても、粉々になり飛散しないんです。
(あ。小さい頃、実家が電気屋だったんで、玩具にしてました)

ただ、モニターにあたる部分の曲面ガラスはかなり分厚いので、ハンマーなどで割るか、裏面の黒い突起部分を慎重に外すかのどちらかになります。
毛布にくるんで分解・・というのは見たことがありませんね~

返信