【一籠旅館】

通称一龍旅館(いちりゅうりょかん)とは大阪府貝塚市に存在した旅館。
水間公園に隣接し、風致地区内に位置していた。

この旅館廃墟は、大阪市内でも屈指の心霊スポットとして知られている他
廃墟マニアの間でもかなり人気の高い場所であった。

一説によれば、かつてこの旅館を経営していた家族が謎の心中自殺を遂げて依頼、この旅館は営業を停止。
その後、この廃墟でカップルの服毒自殺が起きるなどの怪事件が多発したため、解体工事を行おうとしたが、その工事中に不可解な事故が相次いだため解体されず、三十年以上もその廃墟が残され続けていたといわれている。

そうした曰くのためか、ここに起きるとされる霊的現象は多数存在し、その数はすでに数えきれない程となっている。
その一部を上げると、以下の通りとなる。

・この廃墟に侵入すると祟りに合う。
・この場所にある桜の木は女将が首を吊って死んだ場所であり、夜になると死んだはずの女将がこの木に吊るされたまま揺れている
・建物内部で悲鳴や呻き声が聞こえてくる。
・一家心中した家族の霊がそれぞれ現れる。
・浴衣姿の上半身だけの女性が現れる。
・肝試しで
・この場所を訪れた人物が、浴室に侵入したのちに戻らず、数日後、死体で発見されたのだが、その死因は未だわかっていない。

これだけの噂がある他、なんと、この廃墟のある公園周辺でも霊の目撃談が存在している。
この公園の中を歩いていると、後ろから誰かの足音を聞いたり、何者かに足を掴まれたりするらしい。

このように、様々な怪現象を引き起こしている一籠旅館であるが、この建物の経緯については以下の通りとなっている。

『1959年(昭和34年)新築、母屋は鉄筋コンクリート3階建て延べ床面積949�u。
1989年(平成元年)、所有権が寝屋川市の不動産会社に移転。
その後、限度額60億円の根抵当権が設定され、債権は東京都内の債権回収業者に譲渡
2005年(平成17年)、固定資産税滞納より貝塚市が差し押さえ。
2013年(平成25年)、大阪地方裁判所岸和田支部により競売(建物2軒と敷地51筆、延28,843�u、基準額6053万円)』

どうやら、債権の回収に失敗した業者から、貝塚市が差し押さえたらしい。
だが、結局その後買い手が付かなかった為、あえなく取り壊しとなったのであろう。

インターネット上に出回っている情報によれば『営業していた頃は、池に面して南に鉄筋コンクリート棟、北に木造棟があり、渡り廊下で両棟は接続されていた。航空写真を見ると鉄筋コンクリート棟のすぐ北に建物があるがこれは管理棟であり、廃業してから建設されたと思われる。池の上にあずまやが設けられており、木橋で繋がっていた。鉄筋コンクリート棟は主に客室、木造棟は宴会場などがあった。他にも土産物屋などが旅館の脇にあった』とされている。

結局、廃業してからすでに30年近くが経っているが、廃業した理由は不明であるが、残念な事にこの建物は現在は存在しない
木造棟は十数年前から数年前の間に取り壊されており、その様子は心霊スポットファンや廃墟マニアたちのブログでも紹介されている。

とりわけ、廃墟マニアからの支持は熱かったらしく。
多くのファンがこの廃墟の取り壊しに悲しんだらしい。
しかし、廃墟というものはいつかは必ず壊れるもの。
現在は完全な更地となっているため、その姿を見ることは出来ないが
かつてこの地にあった一籠旅館は、今もネット上でその姿を見れるだけではんく
今もまだこの場所で聞かれる心霊談も、なぜか途切れる事は無い

大阪府貝塚市水間国道170号線
34.397643
135.382497
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