1.ゴルフ場に併設された、有名廃遊園地跡
滋賀県湖南市三雲にある甲賀ファミリーランド跡。
廃墟マニアには有名であり、全国的にも数少ない廃遊園地跡。
現在でも甲賀ファミリーランド跡の廃墟探索の画像や動画がアップされており、廃遊園地というロケーションも手伝って人気のスポットである。
1970年(昭和45年)に開園、1985年(昭和60年)に閉鎖。
約15年間の営業だったが、その間に大きな事故や事件はない。
甲賀ファミリーランド跡は、立地に大きな特徴がある。
ゴルフ場経営者が運営していたという話があり、それを裏付けるように園内のアトラクションが各所、離れたところにあった。
次のアトラクションに移動するまでの距離が長すぎるため、リピーターが増えずに廃園に追い込まれたようだ。
甲賀カントリー倶楽部内にあり、ゴルフ客とファミリー層の両方を取り込む形をもくろんだが失敗に終わった。
廃園当初は、遊具などそのまま残されていた。
しかし、次第に廃園の情報が広まるにつれ、無許可で敷地内に侵入する見物者が増加。
所有者が危険と判断し、危険性がある遊具は全て撤去された。
地元テレビでも廃墟の名所として紹介され、隣県から廃墟マニアが集合、遊具に乗り込んでいるところを目撃されるなど、管理者は遊具の撤去を急ぐ形となった。
観覧車が目につくが、こちらも床が抜けたりゴンドラのパネルに穴が空いたりしており、乗ることはできない。
現在は、撤去できないか、もしくは撤去費用の問題がクリアされていない一部のアトラクションが残っているのみである。

2.目立った怪奇現象や心霊現象報告がない
幽霊や怪奇現象などの情報が非常に乏しい。
お化け屋敷などホラー系のアトラクションがないせいか、乗り物や展示物が多い。
ファミリーランドという名称であるのも、遊園地施設とは少し違うところがあるからだ。
土器の展示や、忍者屋敷、世界遺産でもある白川郷から移築した古民家もあったようだが、手入れされないため朽ちている。
怪奇現象の噂では、「観覧車やトイレで心霊写真が撮れる」「オーブが撮影できる」という程度で、それ以上に具体的なものはない。
また、遊具が揺れる、怪奇音がするという情報もなく、場所柄、風のせいであることが多い。
広大な土地であるが、アトラクション同士の距離が離れているせいもあり、廃墟になった現在では灯りがなく、甲賀ファミリーランド跡への道のりの方が暗闇の恐怖があるといわれるほどだ。

3.廃墟マニアの写真の表紙にもなった甲賀ファミリーランド跡
現在は、廃園になったとはいえ巡回の車が出入りしているようだ。
また、廃園から相当年数が経過しているため、園内はほぼ雑木林になっており、鉄道アトラクションの線路内にも木々が生い茂っている。
時代性も影響して、単純に遊園地という造りよりも民芸館や継承文化や伝統の紹介を中心に展示していたこともあり、非常にアンバランスな娯楽施設になっている。
SLのパネル写真や有名野球選手の展示会も行っていた。
甲賀ファミリーランド跡への道は「白水鉱山」となっており、2つの頑丈な鍵がかかっているとの情報がある。
廃墟マニアが撮影した写真集で一気に全国区になった甲賀ファミリーランド跡だが、皮肉ともいえる。
この場所での事件や怪奇現象は今でもインターネット上で確認できず、廃墟という事情と場所柄、30年近くも手つかずという状態から心霊スポットという噂も立っているようだが、ここには何もないと思った方がよいだろう。

滋賀県湖南市三雲Unnamed Road
34.952033
136.107964
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