バタリアン・リターンズ

バタリアンシリーズ三作目。

1・2からの流れでホラーコメディーを観るつもりだったのに、とんだ純愛映画で驚いた。
バタリアンを生み出すトライオキシンを作った軍の研究所所長の息子が主人公。
ある日主人公は恋人と共に研究施設に忍び込み、死体を甦らせバタリアンにするところを目撃する。
その後主人公は恋人を連れて家出するのだが、交通事故で恋人を死なせてしまう。
そこで父の研究を思い出し、研究施設に彼女の死体を運んでバタリアン化させるというもの。
とりあえず主人公は糞。
どこまでも自分本位なエゴイスト野郎で好きにはなれないが、締めるところは締めてくれたのでそこは評価する。イケメンだし。
ゾンビは怖いもの、多少のヘタレっぷりは仕方がない。
ときめきをくれたのが逃走途中で出会う黒人男性、リバーマン。
この人がどこまでも良い人すぎる。
主人公は何もリバーマンの得になることしていないのに甘えすぎだ。
彼女は可哀想に主人公のせいで死ねない身体になり、バタリアンの本能「脳を食べる」という欲求に苦しむ。
身体に痛みを与えることでなんとか食欲を抑えることが出来ると気付き、彼を食べないよう自分を傷つける。
最終的に体中に釘などを刺したりチェーンを通したりするのだけれど、それがとても綺麗。
こんなに綺麗なゾンビは初めて見たと思った。
ゾンビ化が進むにつれて美人度が割り増ししていくってどうなの。
彼に対する愛情は本物だと思った。最初は尻の軽そうな女だと思って申し訳がない。

ラブロマンスとゾンビ

ラブロマンスとゾンビをうまくからめた、とても見ごたえのある作品。

トライオキシンのタンクの用途が判明するなど、続編としての必要要素も踏まえてあります。

…しかし、ストーリーだけではそこまで楽しめません。

この作品で凄いのは、ゾンビの造形。

シリーズ中でも髄一のかっこよさです。

その見事な造形を作り出したのは、スティーヴ・ジョンソン!

『スピージーズ』や『ゴーストハンターズ』、さらには『スパイダーマン2』にまで関わっている、凄腕特殊メイカーです。ホラー映画ファンなら必ず彼の手がけたクリーチャーを目にしているはず!

また、ゾンビ化していくヒロインを演じたミンディ・クラークは後に『スポーン』で女アサシン、プリーストを演じています。スポーンは大好きなアメコミの映画化だっただけに、リターンズを観たときには、あのプリーストがゾンビに!と思わず興奮してしまいました。

そしてこのミンディ演じるジュリーが自分の体を痛めつけることでゾンビ化を防ごうとするのですが、その過程が凄い!体中に痛い道具を突き刺した、見るも無残なパンクファッションに。

最終的には全部取り外されちゃうのは残念でしたが、このファッションは一見の価値ありです。

と全体を通して褒めてみたものの、目立つ疑問点も。

他の死体や人間は何秒と経たずにゾンビ化しますが、何故ヒロインだけゾンビ化が異常に遅いのか。

まあでもここをつっこむと作品を楽しめないので目をつぶりましょう。

一途な思いで間違いを重ねながら成熟していく

ブライアン・ユズナって今はこんなに安いのか!?というほど出だしの画面が安っぽくて、美術も「軍隊の極秘実験」だってのに触る部品がみんなグラグラ揺れるし、ホームセンターで掻き集めた感丸出しで、登場人物がもれなく頭悪くて、主人公の二人もただの愚か者でまるっきり感情移入なんか出来なくて、あ〜あ見るんじゃなかった。なんて思いながらもう少しで眠りそうだったんですけどね。

でも交通事故のシーンで爆笑させられてから、全然画面の訴求力みたいな物が違ってくるんですよね。

女が死んだと見るやそれを生き返らせようと、悪い頭なりに必死の努力で動き始める主人公。

女の方も生き返ったは良いけど、ついさっきまでの生温い生活から一転した自分の運命に驚愕しながら、かつ男に愛されようと人間のままでいる努力を、肌に尖った物をプスプス刺す事でかろうじて維持するんです。

ゾンビになる恐ろしさとは自我を喪失する事の恐ろしさだ、と知り合いが言ってましたが、それは間違いないだろうけれども、この二人はゾンビになる事で自我を見出すんですね、若造なりの愚かさで。最初の「習慣的な肉欲SEX」と後半のキスシーンの重さの違いに監督の演出力を窺えると言うのは言いすぎか。

一途な思いで間違いを重ねながら成熟していくってのは青春映画だな、脳みそは食うけど。

特殊メイクがニセモノ臭いけどギミック満載で、どこの心強い青二才だろう?と思っていたらエンドクレジットのトップに「スティーブ・ジョンソン」と出ていてビックリした後、感心しました、チャレンジャーだなあ。

こんなに綺麗なゾンビは初めて見た

1・2からの流れでホラーコメディーを観るつもりだったのに、とんだ純愛映画で驚いた。

バタリアンを生み出すトライオキシンを作った軍の研究所所長の息子が主人公。

ある日主人公は恋人と共に研究施設に忍び込み、死体を甦らせバタリアンにするところを目撃する。

その後主人公は恋人を連れて家出するのだが、交通事故で恋人を死なせてしまう。

そこで父の研究を思い出し、研究施設に彼女の死体を運んでバタリアン化させるというもの。

とりあえず主人公は糞。

どこまでも自分本位なエゴイスト野郎で好きにはなれないが、締めるところは締めてくれたのでそこは評価する。イケメンだし。

ゾンビは怖いもの、多少のヘタレっぷりは仕方がない。

ときめきをくれたのが逃走途中で出会う黒人男性、リバーマン。

この人がどこまでも良い人すぎる。

主人公は何もリバーマンの得になることしていないのに甘えすぎだ。

彼女は可哀想に主人公のせいで死ねない身体になり、バタリアンの本能「脳を食べる」という欲求に苦しむ。

身体に痛みを与えることでなんとか食欲を抑えることが出来ると気付き、彼を食べないよう自分を傷つける。

最終的に体中に釘などを刺したりチェーンを通したりするのだけれど、それがとても綺麗。

こんなに綺麗なゾンビは初めて見たと思った。

ゾンビ化が進むにつれて美人度が割り増ししていくってどうなの。

彼に対する愛情は本物だと思った。最初は尻の軽そうな女だと思って申し訳がない。

理想的な女性だった!いつかこんな風になりたい。

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