アメリカの小さな町の恐怖

アメリカの小さな町デリーでは、ほぼ30年ごとに恐ろしい災厄が起きていました。その年、頻発する子供の行方不明や事故死。それぞれコンプレックスを抱いている5人の落ちこぼれ組の11歳の少年少女たちが、街を襲う正体不明の怪物「イット」と戦い、どうにか「イット」を封じ込めることに成功します。「イット」は、足の長いピエロの姿をしていて、シャワーなど水場に姿を現し、少年たちを闇の世界に引き込むのです。道化師であるはずのピエロが、とても恐ろしく見えます。そして30年後。中年になった彼らは、アメリカ各地に散らばっていましたが、唯一街に残っていた元黒人少年の仲間に呼び寄せられ、またしても現れた「イット」と再び戦うことになります。「イット」が出てきたらまた集まって一緒に戦う、と、彼らは11歳の時に約束をかわしていたのでした。けれども、もはや中年になってしまっている彼らは、子供のころのような柔軟な力はありません。彼らの戦いは困難をきわめます。ピエロの姿で襲ってくる「イット」という怪物。彼らは、犠牲者を出しながらも、とうとう「イット」の正体をつきとめることに成功します。「イット」の正体は、デリーの地下に生きていた巨大な蜘蛛でした。この蜘蛛が人間たちを襲い、少年たちを誘拐したり死なせたりしていたのです。彼らは命をかけて、巨大な蜘蛛「イット」との最後の戦いに挑みます。この怪物を倒してしまえば、もうこれからデリーの街に災厄はなくなる・・・。ようやく大蜘蛛を倒した彼ら。この作品もスティーブン・キングの原作です。

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