ホラーじゃなくね

一言感想で言えば「ホラーじゃなくね?」。
「伝染する、自殺に誘う歌」という面白い題材を使ってホラーになってない辺り微妙。
題材負けしてるって辺り、個人的にバトルロワイアルに似てる面もあると思う。
内容は、嫌いじゃないです。
自殺をテーマにしたちょっと安っぽい社会派ドラマ~と言ってしまえば。
安っぽいが故に、逆に皆が抵抗もなく見られて自殺についてちょっとでも考えられるんじゃないかとも思えるし。
でも~…ホラーを売りにして考えたら下の下だよね。
カラオケで見たPVの方がよっぽど怖い。PVはマジでゾッとしたのに。
原田監督はあまり好きじゃなかったです。
コージの家に行ったシーンとか、あんずがトイレで校長先生と会うシーン(での工藤)とか…なんですかアレは?ギャグ?笑って欲しいの?工藤は前半と後半でキャラが違いすぎるし。
役者も微妙。
アイドルにしては皆、演技はそこそこだったけど…。
私がもう年(!)だからか、所々皆の区別が…。
「ちゅーしていい?」って言ってくれたから、工藤と死んだのがキリコだってわかった!ってくらい。
きっとあの「ちゅーしていい?」は、私みたいな人が区別つけられるようにした「記号」だったんだよ!
そうじゃなきゃあまりにも脈絡がない台詞だった。
松田龍平、伊勢谷友介は良かった。不気味かっこよかった。
木村佳乃、阿部寛は何?そんなネームバリューがある人を使う役か、あれ?
他の役に回せば良かったのにね。
役者の使い方があまりに微妙だ。
まぁ、あまりに突っ込みどころがある映画ですが。後半、あんずと道子の傍にあんずの両親が出てきた場面でなぜか妙に泣けてしまったし、あのシーンだけ切り取ったらそれなりに感動できたのでおもしろかった。
誰かこの題材で映画作り直してくれないかな?絶対もっといいホラー映画ができると思うのに。

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