イギリスのホラー映画。

ヨーロッパでたいへんな評判を呼んだイギリスのホラー映画。
ブレアウィッチプロジェクト』『ソウ』に続く人サバイバルスリラー。
出始めに観た記憶はあるんだけど、何故か内容は全く覚えていなかったので感想が書けずにいたので、この際だからもう一度見るからに事にしました。
うん、面白い。
結構レベルの高いホラー、モンスターパニック映画だと思います。
洞窟内でさ迷い、仲間割れが起きるってだけでも良かったのに、おまけにモンスターまでもが登場人物はするもんだから『本品にオマケがついてきた』ならぬ『同じ値段で本品が2つ付いてきた』状態です。
主人公は一年前に事故で娘を失い、さらに一年後にこんな事になってしまうまさに不幸のどん底のさらにどん底に落ちます。
そんな主人公をはじめとするケービング女子たちが予定になかった洞窟に入ってしまい、そして落盤に遭い、閉じ込められてしまいます。
そしてそこに居たのは目が見えないけど、耳はそれなりに良いと言う地底人だったのだ。
目が見えないのはずっと暗闇の中にいたから退化してしまったんでしょうが、外に狩りに行ったりしてませんでした…?
鼻に関して言えば、耳と同様に良くなるような気がするんですが、良くはなっていないどころか目と一緒に退化してる?
退化してなかったら人間、特に女性の臭いに気付くと思うだけどなぁ。
そしてエンディングですが、調べていたら自分が観たエンディングと違う…アメリカと日本とでもエンディングが違うらしいですね。

キング太鼓判映画のひとつ

スティーヴン・キングが大絶賛した映画なんて星の数ほどあるような気もするけれど、なぜだかいつも借りてしまう。

このディセントもそんなキング太鼓判映画のひとつなのであるが、これがなかなか良く出来ておられるのでした。

特に序盤、洞窟入ってあたふたと女性陣が洞窟に潜む危険、即ち、洞窟あるあるに必死に立ち向かっている姿は、なんだかいいもんですなあ、と思える。

それは言うなれば、美人なのに海女、とか、美人なのに議員、みたいな良さであることは否定できない。

美人なのに洞窟、まあ作り手側からしてみれば、美人だから洞窟、ということなのだろうけど。

緊張感のある演出も、洞窟美人も、申し分ないですな、と途中まではそんな風に思っていたのですが、メインイベンターである、まあここでは怪物くんとしておきますが、怪物くんが登場してからは、はて?と、首を傾げる瞬間がやや増え気味だったのでした。

はて?と首を傾げてしまった理由は一つしかなくて、ロードオブザリングのゴラムに似すぎじゃね?ということなんですけど、これがほんっっとに似ていると。

違いといえば「愛しいしとお、愛しいしとおお」って言わないぐらいのもんですよ。洞窟だしね。

こんなに似ちゃうんならむしろミスターフロドとか出して全部ゴラム退治させたら、逆にやばすぎてアドレナリン爆発したかもしれないな、と今突然思いました!

暗さや洞窟の中の狭い環境をとても上手く利用した作品だと思いました。見ていると自分も洞窟の中にいるのではないかと思わせる程のリアルな映像です。

パニックスリラー色の強いホラー映画

「ドッグ・ソルジャーズ」の監督ニール・マーシャルの作った、パニックスリラー色の強いホラー映画です。

冒険好きな女ばかりが6人。未開の洞窟に入り込んだところ、ハプニングの連続。しまいにはゴラムの物真似をする山崎邦正のような化け物が沢山出てきて…。

とにかくあらゆるホラーやスリラーの要素を詰め込んで、どうにか観客をビックリさせてやろうという監督の意気込みが素晴らしいです。

デッドコースターを思わせる冒頭の事故シーンも良いですが、一番驚いたのは初めて山崎邦正がはっきり姿を現すシーンです。ビデオカメラの映像に亡霊のように映っているところは、日本のホラー映画の影響でしょうか。まさに不意打ちで、怖かったです。

ただの洞窟ホラーでは「地獄の変異」のように川口探検隊のパロディCMを作られてしまうと思ったのか、そこに主人公のトラウマや女同士の確執を取り入れることで、別の緊張感も加味しています。これも成功していて、最後まで気の抜けないストーリーとなっています。

また、何の武器も持たない非力な女性達が大量の山崎邦正に逆襲する展開も意外でした。「28日後…」もそういう展開でしたね。「そんな馬鹿な!」と思う人も居るようですが、極限状態に追い込まれた人間(特に女)は何をするか分かりません。

残念な点はラストも含めてほとんど無いのですが、どうせなら山崎邦正だけでなく他のモンスターも出したら良かったかもしれません。水中からは地底魚が!洞穴からは双頭の蛇が!とか。

…そうなったら完全に水曜スペシャルになってしまいますが。

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