最後は少し感動しました

この物語は原作が有名な中国の神話(?)みたいですね。
ストーリーは簡単に言うと、妖怪退治において腕利きの寺の和尚と妖怪たちのバトルと、白蛇と人間の許されざる愛の物語。
主人公の1人、妖怪退治のエキスパートである法海和尚を演じるのはもちろんジェット・リー。彼の十八番とも言える時代劇に久々の出演。
黄飛鴻ばりに渋いマスターを貫禄たっぷりに演じています。
そしてそんな彼と対決することになる主要な妖怪、白蛇の素素には「カンフー・ハッスル」のヒロイン、ホアン・シェン・イー。
久々に見ましたがすごくいい女優さんです。人間に恋してしまった妖怪の微妙な心の葛藤を見事に演じています。
そんな素素と恋に落ちる貧乏な薬草採りを演じるのはレイモンド・ラム。
田舎っぺながら誠実で憎めない青年・許仙を好演しています。
他に、素素の妹、青青にTwinsのシャーリン・チョイ。法海和尚の弟子であり、悲痛の運命を辿ることになる僧、能忍に、「海洋天堂」でジェット演じる父親の子で自閉症を持つ青年ター・フーを演じたウェン・ジャン。
さらに、冒頭で法海和尚と対決する妖怪、雪女にはご存知ビビアン・スー!立派な女優さんになりました。ジェットとの対決は見ものです!
アクションはCG全開で終始激しいバトルが展開されます。
今回は思う存分ジェット・リーのアクションが楽しめました。
ただ、当初はそれだけに期待していたのですが、ドラマの部分も実にしっかりしています。中国人の人々が好きそうなというと聞こえが悪いかもしれませんが、切ないラブストーリー要素もあり、ただの手頃なアクション映画、というわけではありません。
人間と妖怪の許されない愛。素素が劇中で語っているように、妖怪は悪いものばかりではないのかもしれません。妖怪だって単純に誰かを好きになったり、平凡でも幸せな生活を求めるものという新鮮な見方ができたという面でも面白かったです。
正直、最後は少し感動しました(笑)

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