良かったと思います

劇場未公開映画の中には面白いものも沢山あります。ただ、何かが物足りないと感じることも少なくありません。この映画の感想もそんな感じです。
怪しげな村に人口調査で訪れた男。しかし、その村ははるか昔から人口が436人のまんまだと気付きます。
しかし、まあそれはそれとして、男は宿泊先のイイ女(確かに美人!)が気になって仕方ありません。
女は他の男(警官)が居て、求婚されている身分。ところがこの女が意外にもビッチで、男をすぐに性行為に誘ってきます。もちろんすぐさまベッドインです。
間の悪いことに、その行為の真っ最中に警官の男が帰ってきて、激しい性行為を目の当たりにしてしまいます!
結婚指輪を持参してのプロポーズをする矢先に、女が他の男との激しい行為に夢中だったら、どんな気持ちになるでしょうか。
世の中の何もかもが馬鹿らしく、荒んだ気持ちになるでしょう。女なんてどいつもこいつもドスケベのアバズレの逆レイプ痴女だと思うかも痴れません!
…でまあ、村は何故か必ず436人に調整される呪いがかかっていて、一人増えると一人死ぬんだなあという、最初から分かっている事実が明らかになります。
その理由は?そしてなぜ436という数字なのか?という疑問が一番気にかかりますが、
そんなことを疑問に思う人間(僕を含む)はこの映画を見る資格はありません!何にでも答えを与えられると思ったら大間違いです!授業中や仕事中にでもニヤニヤしながら勝手に想像を膨らまして、興奮してればいいんじゃねーの?このド変態!というメッセージが含まれているんでしょうね。見終わった後、前述の警官のように僕も自暴自棄な気分になりそうでした…。
まあ、ド田舎の景色は美しく、アバズレ女もなかなか魅力的、良かったと思います。

郷に入っては…

程よい怖さが癖になって、何回か鑑賞しました。

「やっぱり、郷に入っては郷に従え、だったのか!?」的な

結末が、理不尽だけどわりと好きです。

伏線も丁寧に張ってありますし。

一人増えたら一人死ぬ、

人口436人をどんな手を使っても守り続ける村人たちは

とても怖いし、狂っていますが

一人ではあまりにも弱い人間にとっては、

集団に従うことこそが生き残る道で、

それが常識であり正義なのでしょう。

私たちがいま生きている世の中だって、

はたから見たらこの村のように狂っているのかも。

いま、喜んだり怒ったりしていることも

自分の意志のように思えるが

もしかしたら誰かにそう思わされているのかもしれない。

…なんていうのは考えすぎなのでしょうが、

そんな風に思いを巡らせてしまいました。

それにしてもこの村、自然が豊かで美しく、

村人たちもニコニコとフレンドリーで親切で、

一見すると魅力的です。

でも、

「人口調整祭り」みたいに群衆の目の前で殺人を行ったり、

地下室にはロボトミー手術で思考を奪われた人がいたり、

光と影のギャップが濃すぎです。

印象に残る登場人物は、主人公と仲良くなった保安官。

どっかでこの世界に疑問を感じているけれど

流れるままに生きている、みたいな若者。

主人公に好きな人を奪われても

(主人公、この状況でもちゃっかり恋愛だけはしていきます)怒りをあらわにするでもなく…。

風習に従って一応は平穏に生きている、無気力な感じが

現代の若者、って感じがします。

ほどほどに怖く、ほどほどに不気味でいいです。

サスペンス要素もあるし。

ホラー初心者にもお勧めできると思います!

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