なんていうか作りが弱い。

フジテレビで年に1度の割合で深夜に放送されていた「放送禁止」の劇場版。
今作はテレビシリーズを含め、一番謎解きが簡単なんじゃないでしょうか?僕自身はしっかりした答えを出せずにいますが…大体の根幹は掴みました。もう、このシリーズはパズル感覚ですよね。ワンシーンワンシーンをくまなく見渡して、自分なりの解釈を持ってラストを見届ける。放送禁止って何?って高校の頃にワクワク変な期待しながら見ていた変な記憶が蘇ります。フィクションなのかノンフィクションなのか、最初は見ても分からなかった。こういう手法は星の数程あり、ヒットしたものは数少ない。その中でも放送禁止はヒットして話題まで呼んだ。謎がとてつもなくあり、伏線も作中にこれでもかというほどに散りばめられている。一つ一つを読み解くのは一回見ただけでは難しい。何度も見てやっと根幹が掴め解釈する。そして個々人、自分なりの答えを持つ。本当の答えを知るのは制作スタッフだけであろう。
今作のDVDに最後の最後に映像特典として「真実へ繋がるインタビュー」と題する7分間の映像があった。
印象に残った言葉。「あなたのご想像にお任せします」この言葉は、放送禁止全てに言える言葉であり、このシリーズの根の部分を構成している言葉である。そうつまり、答えはあっても、それは真の答えとは言えないということ。作品を通し、自分なりの解釈を持って、満足してもらいたいというメッセージを遠回しに言っている。全くその通りで、作品の解釈なんて、制作した人にしか分からないし、答え云々というものは受けての僕らには到底分かり得ぬことだ。パズルのピースをいくつか持っているけど、答えまで辿り着かない。そこが、作品を見ることの醍醐味であり、深みにはまって行くキッカケだと思う。

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