操り人間

主人公リリーは聴覚障害持ちだけど、絵の才能がある美人(ってほどでもないが)な女性。
しかし妹を不慮の事故で亡くしてしまい、その悲しみを癒すために「カッサダーガ」(原題のタイトルです)に引っ越してきました。ここでとりあえず絵の先生やって暮らしてます。離婚調停中のイケメンパパと知り合ったりもして、なんとなくいい雰囲気。
そのイケメンパパ&友人と仲良く酒飲んでるうちに、町外れに霊能者住んでるってお話が。なんかイタコみたいなことしてくれるらしい。勿論リリーが気になってるのは亡き妹のこと。
しかしその交霊会において、彼女は別の女性の怨霊にとりつかれてしまった!っておい。どうやらその怨霊、この町の何処かにいる殺人鬼に殺されちゃったらしい。
ということで、リリーは問題の殺人鬼を探すことになるのですが・・・開幕で問題の殺人鬼の幼少時のシーンが描かれるのですが、これはなかなかショッキングです。
男の子だけどワンピーススカート着てて(性同一性障害かな)ママに怒られて、激情した彼がブリーフの上から自分の股間にハサミを突き立てちゃう。
観てる男子はみんなヒュンッてなりますね。
しかしその後はサイコものかオカルトものか軸が定まらず、結果中途半端な出来になってしまった感じ。無駄にラブロマンスも盛り込んだりして。統失扱いでフラレますが。ともかく大きな柱がないのはちょっと残念。
問題の操り人間の映像は面白いと思うんだけどね、それも犯人の動機がイマイチわからん。何故人間でパペットしようと思ったのか。なんか掘り下げようが足りない気がするんだよね。
主人公の聴覚障害とかいう設定も、正直「それ要る?」ってレベル。一応読唇術使ってる設定ですが、普通に会話してるし。この辺は思い切って削った方が良かったのにな。
グロ描写もそこそこなんですが、この監督は蛆虫使うのが好きなのかなぁ。シャツの腕をまくってみたらそこにワラワラいたりとか。飲んだ牛乳や吐いた血反吐の中にもいたりして。かなり不快な映像です。ホラー映画では褒め言葉。こういうのやらされる女優はたまらんね。

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