「フランス版・悪魔のいけにえ」

「フランス版・悪魔のいけにえ」の一言です。
オリジナルの食人一家がむさ苦しい野郎連中ばかりだったのに対し、こちらはイイ女が複数居るあたり、フランスらしいですね。
ただし、オリジナルのレザーフェイスのような「知恵は遅れてるけど、人殺しへの心意気は満点」な人物が居ないのは残念です。
まあ、チェーンソーもったデカブツまでいたらリメイクになってしまいますが。
もうちょっとケレン味のあるモンスターがいたら面白いと思うんですが、そういうのをあえて出さないのもフランスっぽいかもしれません。
あと、基本はホラーなんですが、冒頭やクライマックスには派手な銃撃戦があったり、カーチェイスもあったりと、結構アクションも多いんですね。
この監督は「ヒットマン」というバイオレンス・アクション映画も撮っていて、そういうのがやっぱり好きなようです。
普通はこういうタイプのホラーに、こんなに鉄砲がたくさん出ることはないですからね。
映像もスタイリッシュで、その辺もフランスっぽいですが、意外にも話は分かり辛くなかったですし、ラストも変に奇を衒う感じでもなかったですね。
ですので、フランス映画が苦手な人でも問題なく楽しめるでしょう。
緊張感溢れる展開で、最後まで目が離せませんでした。
あと、これも他のフランスホラーにも言えるのですが、主演の女優さんが非常に気合の入った演技をしています。
これまでフランスでは、ホラーに出ることは割と軽蔑されていたようですが、そこをあえて出演するくらいですからね。
これもフランスホラーの素晴らしさの一因でしょう。

若者ギャング達がサイコ家族に捕まりえらい目にあう

主人公ヤスミン(カリーナ・テスタ)は妊娠三ヶ月。彼女と恋人のアレックス、そして兄と仲間を合わせた5人は、大統領選で右派優勢となり暴動真っ只中のパリの混乱に乗じて銀行を襲撃します。お兄さん撃たれちゃったけど。ヤスミンとアレックスは兄を病院に連れて行くも敢え無く兄は死亡。失意のまま先に逃げていた二人の仲間と合流しようとするのですが、彼らが辿りついた宿屋はナチにかぶれたジジイ率いるサイコ家族の家。仲間も一人犠牲になってます。

果たして、彼女たちの運命は・・・?

特に目新しさはありませんが、『悪魔のいけにえ』『ホステル』辺りが好きならきっと楽しめるであろう、王道ゴア映画となっています。ヤスミンが髪を切られちゃう辺りは『ハイテンション』へのオマージュか。狭い洞窟を逃亡するのは『ディセント』、暗闇に住む奇形児達をカメラ越しに撮る映像は『REC』かね。と色々オマージュというかパクリっぽいシーンは多いな。

ゴア映画ということで一番期待しちゃうのがやっぱり残酷描写。

調べると血糊を400?も使ったそうで。視覚で「痛い!」と思わせる描写はかなり多いですよ。殺されていく仲間達は勿論、ヤスミン覚醒後のサイコ家族とのバトルシーンでも血飛沫肉片飛びまくりです。一番きっついのはアラブ系の仲間がオーブンに隠れた為にそのままチンされドロドロになるシーンかな。後半のバトルでの電ノコが背中にぶっ刺さるシーンも血がブシャっててナイス。サイコ長男の頭がショットガンで吹っ飛ぶシーンも『スキャナーズ』みたいで最高でした。

ヤバイ一家と若者達の血まみれ映画

"フランス産ボンジュールスプラッター。

雰囲気は同じフランス産のハイテンションに近い感じ。主人公が髪を切ってから益々ハイテンション観てる気持ちになりましたが、主人公ショートの方が似合うなーと内容とは関係無い所に気が行ってしまいました。

内容はよくある虐殺ヤバイ一家と若者達の血まみれ映画です。

冒頭の暴動云々の件は意味あったのだろうか?

国の内情を知らないのではっきり理解出来ませんでした。

ヤバイ一家達は純血がどうのというサイコ思考を語っていたことから、犠牲者の若者達は移民だったようなので、そういう社会的な事柄を事件の「理由」にしてるのかもしれないがあまり深く知らないし説明も少ないので「そうなのかな」と勝手に思うしかないです。

もっと単純なサイコな理由の方がしっくり来たし解り易かった気がします。

スプラッター描写は結構頑張ってたけど、一家達はいざとなると銃を持ち出すので、ちょっと興覚め。

ここはやっぱりジワジワとナタだのナイフだので襲ってもらわないとスプラッターとしては血は多いですがなんか物足りないです。

一番良かったのは電ノコのシーンです。きっとああなるだろうと思ってたらその通りに。ニヤリとしました。

最後は助かったのでしょうか?ま、深く考えないようにします。

宗教や人種の問題に明るい人なら更に楽しめる作品かと。

美人さんが無駄に沢山出ていました。

余談

主人公のヨロヨロプルプル歩きが気持ち悪い。ゾンビ現れたのかと思いました。"

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