ゾンビ・ストリッパーズ

ゾンビ・ストリッパーズ

ストリッパーがゾンビになってしまいます!
対決映画は「キングコング対ゴジラ」フレディVSジェイソン「ハットリ君VSパーマン」など数々作られていますが合体してしまう映画はなかなか無いのではないでしょうか。
つまりこの映画は、キングコングが放射能光線を吐いたり、ジェイソンが夢の中まで追いかけてきたり、ハットリ君2号がただのサルだったりするような、ミラクルな内容なのです。
冒頭はストリッパーなど登場せず、オツムの弱そうな軍隊(女性は意味も無く露出が高い。正解!)がゾンビと戦って、その内の1人がゾンビに噛まれてしまいます。
ゾンビに噛まれた人間が躊躇無く処分される様を見て震え上がったこの男は外に逃げ出します。
この時点でストリッパーの登場は無し。
まさか、また騙されたんじゃないかと不安になった矢先、この男がたまたま逃げ込んだ場所は、なんとストリップ劇場でした!
あまりにも唐突な展開ですが、約束は果たしてくれたとホッと胸を撫で下ろしました。
そしてここからしばらくは、ゾンビなんて最初から登場しなかったかのようにストリッパーが大活躍です。
おばけカボチャコンテストかと思うようなオッパイが、右から左へと次々に登場します。
とりあえずノルマ達成といったところでしょう。
大抵のクズ映画はこの辺で気を緩めてしまい、この後はグズグズした展開で気が付くと何もないまま終了していたりするのですが、この映画はこの後の展開が面白いのです。
案の定ゾンビになったこの男が、デカパイストリッパーに噛み付き、ゾンビストリッパー一丁あがりです。
ところが、普通はゾンビになるとアーアー言ってるだけなのに、ストリッパーには特殊な耐性があるのか、普通に話をし、お客の前に行ってダンスを始めてしまいます。
おかしいだろ!と怒る人は、ここでこの映画の鑑賞を終了することをオススメします。

遊び心満載

今までのゾンビ映画にはない異様な光景でした。

とにかくキャットファイトが素晴らしい。

「この腐れ女!」「だまれ、あばずれ!」と罵り合いながら互いの皮膚を削り剥がすシーンはかなり笑えます。

ストリッパーならではの攻撃方法も披露してくれます。これは必見。

それ以外の、普通のゾンビシーンも遊び心満載。

この監督は『死霊のしたたり』シリーズが好きなんでしょうか。時々似たようなシーンがあったのですが…。ブライアン・ユズナ的なノリだし。(スチュアート・ゴードンとはちょっと違います。)

首だけゾンビになった男を袋詰めにし「こんなもの、見てなかった事にしちゃおう!」と机下に蹴り飛ばしたり。

顎を裂かれた男ゾンビが人間を襲うも、口を閉じられないから食事にありつけなかったり。

男根を噛み千切って去勢してしまうシーンもあったりして。

CGもかなり使われてますが、そんなに気になりません。

ここまで楽しく仕上げてくれてるのなら、全然文句ありません。寧ろグッジョブて感じです。

ゾンビ映画だけに、やはりスプラッター描写はすごいですね〜。

最後『フロム・ダスク・ティル・ドーン』的展開を期待させといてそれが叶わなかったのが残念ですが。

とにかく、ホラー好きで良かった。幸せを噛みしめつつ鑑賞を終えました。

ロバート・イングランドも良い感じに悪役やってましたね。ハマリ役でした!

とんでもない悪役にも関わらずお茶目な感じが可愛らしい。さすがフレディの中の人!

私は知りませんが、用心棒役で本物の格闘家が出ていたようです。

格闘技ファンの方もぜひチェックしてみて下さい。

レビュー投稿