ストーリーは実にシンプル

ストーリーは実にシンプル。クリスマスの夜、残業を終えて家に帰ろうとした主人公アンジェラ(レイチェル・ニコルズ)が、サイコな駐車場警備員トム(ウェス・ベントリー)の手によって地下駐車場構内に閉じ込められる、という話。大都会の死角。かなりリアルなソリッド・シチュエーションスリラーです。現在OLやってる方は、これ観たら残業したくなくなること間違いなし。
美人の女性がキチ男に虐げられる展開も、平山夢明の『東京伝説』シリーズに出てきそうな嫌なリアルさ。サイコ野郎との会話の成立しない感じがホントに恐怖できます。
R-18指定になってるのは場面は少ないけど鮮烈なグロ描写がある為。特にキツいのは、アンジェラに酒の勢いでうっかりセクハラしちゃったハーパー部長の処刑シーン。椅子に括りつけられた彼を車で押して壁に叩きつけます。何度も何度も。久々に忘れられなくなるグロ。このシーンだけでもお腹いっぱいになるなw クライマックスの二人の対決は若干グロは抑え目になりますが、その分スリリングで目が離せなくなりますよ。
主人公アンジェラを演じるレイチェル・ニコルズは、ナイスおっぱいの金髪美女。ホラークイーンとしてはこれ以上ない女優さん。寒い中薄着で裸足で水まで被ってホント辛そうでした。ちょっと調べてみるとなんか出演作はPG規制入ってるのが多いなw これからもチェックしてみるか。
サイコ殺人鬼役のウェス・ベントリーも凄みがありました。見た目は普通の人なんだけど、キレたら凄いんです。こういう人ホントに居そうだしなぁ。

もう少し工夫が欲しい

ビルの地下駐車場を舞台に、ひとり残業していたOLが頭のイカれた警備員に監禁され、追い回されるサスペンス。最低限の舞台設定と登場人物で作られたB級のお手本みたいな映画である。こういうの好きよ。

前半、ごく普通の日常から、駐車場内に閉じ込められる異常事態へ移行していく過程の描き方が上手い。「車が故障する」「自動ドアが開かない」「タクシーに置いていかれる」「携帯が圏外になる」と、日常的に起こりそうな些細な出来事が、徐々に選択肢を狭め、主人公を袋小路に追い詰めていく。あらゆる脱出の可能性がどんどん失われていくので、主人公に対する「なんでこいつこうしないんだよ、バカだな」というツッコミが通用しないのだ。

ただし、閉じ込められてからは文字通りひたすらキ◯ガイに追い回されるだけなので退屈。警備員役のウェス・ベントレーはいい演技しているんだが、彼が本当に単なるおかしい人で動機もクソもないんで、物語的な深みもなく、ただ逃げるだけで90分間持たせるのはやや辛い。ワンアイディアだけで残りの展開が平板、というこの物足りなさは、同じくホラー映画の『ラストサマー』とか、小説でいえば岡嶋二人の『クリスマス・イヴ』などに通じるものがある。

正しい意味でのB級サイコスリラーだが、せっかくならもうひとつ工夫が欲しい、ってことでこの点数。あ、エレベーターの水のシーンと、「犬に罪はない!」は笑いました。あそこは掛け値なしに良かったです。

イブの夜、私はP2に監禁された・・・

クリスマス・イブの夜、オフィスに最後まで残っての残業にやっとひと区切りをつけた主人公、アンジェラ。

家に電話でもうパーティを始めている家族たちに連絡したあと、家路につくため地下駐車場<P2>に降りていく。

会社のビルにはもうほとんど人気がない。

ああ、疲れた。さあ早く帰ろう・・・。

そんなアンジェラの背後に何者かの手が伸びる。

気が付くとアンジェラはドレスに着替えさせられ、足首は頑丈な鎖で繋がれている。

いったい自分はどうしたのか。

目の前のテーブルにはクリスマスの準備がされており、そこにはさっき挨拶をした警備員が笑顔で座っていたのだった。彼はアンジェラを愛しているのだと言う・・・。

ここは地下駐車場<P2>。アンジェラの悲鳴は届かず、彼女に救いはないのだろうか。

年齢制限があることに観終ってから気付いた。

つまりそれほどエロくもエグくも感じなかったのだろう。

映画としては密室ものでサイコ野郎と二人きり、理不尽な状況に押し込められるという間違いのないホラーのはずなのだが、ヌルい。この犯人ヌルいのだ。

異常な愛情でもってアンジェラを監禁したというわりに、この犯人の仕草や行動からは狂気が足りないし、後半は自分から逃げようとするアンジェラに怒りを露わにする。個人的にここも興ざめだった。そこは惨めに哀れに拒絶された悲しみを表現した方がより犯人の異常さやアンジェラへの愛情を感じられる気がするのだが。

こういった作品で犯人をどう描くかはやはり重要だ。

アンジェラは後半は覚醒したかのごとき閃きと精神的タフさでもって犯人と渡り合う。かなりセクシーなドレスのままで。

観るに堪えない出来ではないし、監禁・セクシーなヒロイン・脱出劇といった一連のワードに何か惹かれるなら鑑賞してみてもいいだろう。

主人公が超ボインなのが見どころ

今更ながら、評価はあまり芳しくなかったので特に期待もせずに観賞しましたが、なんだこれ面白いじゃないか。

とりあえず、主人公が超ボインなのが見どころです(笑)。

この手のホラー/サスペンス映画でボインといえば大抵「乳出した勢いで冒頭で抹殺」みたいなのが多いので、主人公がボインてのあまりはないので嬉しい誤算!

更に嬉しい事に人物が9割主人公と犯人しか出ないというわけで、ボインを堪能するには最適な映画でした。

内容はありきたりというか、結果的にはよくあるストーカーものですが、舞台が「深夜の地下駐車場」で、密室なのに広いという不思議な状況です。

広い故に逆に切迫感は無いので良いのか悪いのか・・・。

ま、でもなかなかハラハラできるんではなかろうか(特にこの手の映画初心者は)

ややグロ、血はまあまあです。

とりあえず、ストーカーのトム君がキモいのですが、もう少しキレてても良かったかなと。

あと、エレベーターのシーンはてっきり降りて来ると思ったので意外でした。

結局トム君は何がしたいのかわからないあたり、イカれてるなぁと。

個人的には楽しめたのですが、評価があまり芳しくないのは何故なのかわからなかった、が、多分怖くないからでしょうね(笑)。

でも最後は結構スッキリしました。

ただああいう奴はもっとギタギタにしちゃえば良かったのにとも思いました。

そしてまたくるかな〜と思わせといてこない、のが逆に良かったな。

とりあえずボインに乾杯です。

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