人形人間デッドドヲル

男にとっては夢のような人形

「人形人間デッドドヲル」です。2004年の作品でアルバトロス配給のDVDです。
ある男が最愛の女性を永遠に自分のものにするために、その女性を殺して創った人形でした。
この人形は人間そっくりで(演じているのは人間です)人目見た男を虜にしてしまいます。
次から次へと男の手にわたる人形。男には生きた人間に見えるのです。そして男の目的は性の対象です。
しかし、この人形と性行為をすると男は不幸に見舞われ皆死んでしまいます。
そんなデッドドヲルは廃棄され、また誰かに拾われ不幸に見舞われます。
全く期待せずに見たのですが、これは面白かったです。女性にはどうかわかりませんが?
男にとってこんな人形があったら間違いなく映画のような行動をするでしょう。
日本にも2005年の美女缶、2009年の空気人形、2013年のフィギュアなあなたなどがありテーマとしては似ていますが、日本の3作品はどちらかというとオタクの世界です。
この「人形人間デッドドヲル」は男の本能の世界といってもいいでしょうか。餌食になるのは、配達作業員、医師や老人や女性までと多種多様。
皆が人形の魅力にとりつかれ、甘い人形との生活を始めます。三人称視点ではマネキン人形として写し、一人称視点では人間として写しています。
この辺の描写が結構上手く、見ていて映画の中に入り込みそうです。
ただし、性的な描写も結構強めなので、軽い気持ちで見てはいけません。
この映画をきっかけに、このタイプの映画を数々見ましたがここまで人間の本質というか本能を表現した作品はないでしょう。
人形が人間になるというきっかけの映画は1987年の「マネキン」だったと思います。
「人形人間デッドドヲル」はこの「マネキン」のエロ版などともいわれていました。似たところはありますが、どちらも面白い映画です。

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