かっこいいエクソシスト

主人公は、キアヌ・リーブスです。彼が出演している数々の映画の中で、この映画の主役コンスタンティンを演じるキアヌ・リーブスが一番かっこいいと私は思っています。『マトリックス』の彼よりも、『コンスタンティン』の彼のほうが、ずっとかっこいいと思っています。世捨て人みたいで哀愁もあって、とっても素敵です。

タバコの吸いすぎが原因の末期の肺ガンで余命もあまり無いジョン・コンスタンティンは、人間以外のものを見ることができる特殊な力を持っていて、人間界で悪事を働く悪魔たちを始末する悪魔祓いを行っています。コンスタンティンは、この霊能力のせいで幼少期に苦しみ、自殺未遂を起こした過去があります。キリスト教での自殺は地獄に落ちるとされている為、彼は悪魔祓いによって多くの人助けをして神様から許しをもらい、死後天国へ行けるよう善行を積んでいました。そんなある日、悪魔にとり憑かれている少女をいつものように悪魔払いをした際、いつもと何か違う異変にコンスタンティンは気付きます。恐ろしい何者かの存在が、今まで悪魔と人間が互いの領域(人間界と地獄)を侵さないことで保たれてきた世界の均衛を崩そうと、もくろんでいました。更に、レイチェル・ワイズ演じるアンジェラ・ドッドソンという女性刑事が彼のところへ訪ねてきて以来、彼の人生が大きく変わり始めます。

この映画は映像もお洒落で凝っています。コンスタンティンがわざと臨死体験を実行して一時地獄へ行くシーンがあるのですが、その地獄の情景や、出てくる悪魔の容姿、悪魔と戦う際の小道具などなど、ホラー好き・オカルト好きには楽しめるところ満載だと思います。また、ライターで煙草に火をつける仕草や、ぶっきらぼうで雑で、かったるそうだけれど的確に悪魔払いをするコンスタンティンが、とっても素敵で魅力的でした。コンスタンティンは、一見ダメ男なんですが、やるときは責任持ってやるビシッとできる男です。

天使と悪魔と人間が登場しますが、その中間の存在にあたるハーフ・ブリードというのが登場してきます。人間の姿をして人間に交じって生活しているけれど、普通の人間には見えない天使の翼を持っている天使と人間のハーフ・ブリード、人間の顔をしているけれど特殊能力のある人には見える悪魔の顔を隠し持っている悪魔と人間のハーフ・ブリードなど。このハーフ・ブリードの存在は、本当に現実でも実在していそうな気がします。

映画の最後のほうで、真の黒幕が、人間に嫉妬して言うセルフが印象的です。確かに「人間」はそうかも…と思わされます。

また、コンスタンティンが最後どうなるのかもお楽しみです。
悪魔のボスも登場します。その登場の仕方や格好も独特で楽しめます。悪魔のボスを演じているのは、ハリウッド映画の数々の大作で、脇役でいつも味のある演技をされている某有名俳優さんです。

シャイア・ラブーフ演じるチャズ(コンスタンティンの弟分)の活躍もよいです。

エンドロールの後にも、続きのシーン(観た人は絶対喜ぶ)があるので、お見逃しなく!

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