グロ映画

"2011年公開のオランダ・イギリス映画。トム・シックス監督のホラー映画。『ムカデ人間』の続編で、前作『ムカデ人間』を鑑賞した中年男が映画の内容を自分で実行するというストーリーであります。

-感想-

結論から言いますと、2作目にあたるので、前回よりもスケールが大きく、ムカデ人間を観た精神に障害を持った男が、ムカデ人間を作ろうと奮闘するモキュメンタリー映画として出来上がっています。主人公の幼年期の虐待体験から歪んだ性格であるという描写が丁寧に描かれており、行動も異常である。うんこ漏らしていたって気にならない、オナニーは紙鑢で血まみれになるまでしないと射精できない、生きたままの餌をムカデがばりばり食べるのを見る以外では笑顔になれない。こんな人間であるからこそ、

ムカデ人間を見てこのような妄想を思い浮かべるんだという描写がなされているので、まさしく、犯罪心理学のバイブルのように楽しめました。

映像というと、胸糞悪い映像ばかりです。ムカデを結合するシーンでは、マーティンはハイター博士と違って医学的な知識が皆無ですから歯を一本一本金づちで折ったり、肛門と口を無理矢理ホチキスで繋げたり、とにかく血まみれ。白黒映画でなければ見れなかったと思います。極めつけは、ムカデ人間に下剤を注射してのウンコリレーです。結合はホッチキスなのでただもれでも白黒映画なのに、うんこだけは茶色でうつすというギャグぽさもありました。最後に、ムカデ人間の最後尾の女に鉄線をマーティンの棒に巻き付けてのレ●プはないなと思いました。そのあと結合分裂したからって射殺していくし。なんなんのこれ。。。

しかし、映画ぽく最後にマーティンのパンツにムカデをいれたところはスカッとしました。

グロイのに耐性がある人にしかお勧めできませんが、一度は観てもいい作品です。"

的外れな気合と情熱が核融合を起こした結果

思いつき・・・。

前作を一言でまとめると、そんな感じでした。

人間をムカデのように繋げたら。

しかも、口とお尻でドッキングさせたら。

こんな取るに足らない妄想で、お酒の席でも口に出すのを躊躇われるようなアイデアを、きちんと1つの映画にしようと思い、実際に完成させ、公開までした時点で、監督に対して賞賛と激励以外の何を送れば良いのでしょうか。

映画の内容がどんなものであっても、すでにそのサクセス・ストーリーは大団円を迎えていたはずです。

ところが、世の中には変態や好事家が多すぎました。

面白いアイデアだから、もっともっとムカデ人間を観たい!

監督は、やる気になって帰ってきました。

そんな監督の的外れな気合と情熱が核融合を起こした結果、とんでもない映画が完成してしまいました。

それが、ムカデ人間2です。

とにかく、こちらの期待を上回る異常な描写の連続です。

白黒映画であるのは監督の最後の良心なのかもしれませんが、逆に映像をリアルにしてしまっている部分もあります。

前作の間抜けな感じが消え、本当にヤバいものを観ている気分にさせます。

主人公の、チビ・デブ・ハゲ・マザコン・ヘンタイという「男のハンディキャップ版ロイヤルストレートフラッシュ」を完成させた男の存在感が素晴らしく、彼の存在が監督の「やり過ぎ」を増長させてしまったのは明らかです。

一見、シリアスな内容に映りますが、実際は前作同様、ユーモラスな笑いも結構あります。

ただ、あまりに異常すぎて笑うところかどうかがよく分からない、という事態になっているのも確かです。

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