パキスタン初のゾンビ映画

パキスタン初のゾンビ映画。

しがないアイスクリーム屋のオヤジが店の売上で作った作品なので、勿論ものすごく低予算。

自国の映倫を通すまでも並々ならぬ苦労があったと思われるし、それだけホラー映画に対しての情熱が強かったんだろうという事で、何て涙ぐましいんだ。感動した!

ストーリーはというと、アレ(ゾンビ)もコレ(殺人鬼)も欲張って取り入れてしまったせいで多少支離滅裂になってしまってる。まあ両者共に複雑な設定なんて要らないし、気にならないっちゃー気にな…るなあ、やっぱり。だって、第一章ゾンビ編と第二章殺人鬼編みたいに分かれちゃってるじゃん。こんな中途半端な事をせずに、潔くどっちかに絞って欲しかったな〜。低予算にしては全体的によく出来てるだけに、残念。ゾンビはきちんとゾンビって感じがするし、殺人鬼も、独特な味があってかなり良い!!使用する武器は、チェーンソーでもなく斧でもなく、まさかのモーニングスター!!こんな扱いづらそうなエモノを出してきた奴は、私のホラー映画史上初めてです。衣装を使って宗教的なジョークを入れる遊び心も、好感が持てます。

『悪魔のいけにえ』が好きなんだろうな。キチガイ一家とオンボロのホラーハウス。その周りには、ぶら下げられた動物の死体や人形。処刑室なるものも存在し、夜な夜なそこで解体が行われる。

殺人鬼の設定がきちんと出来ているだけに、ますますゾンビを出してしまうのは良くなかった。水質汚染による疫病発生、ここは根こそぎ要らない。

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