独立した作品としてきちんと作られている

気負うことなく、お菓子を食べながらのんびり見られます。改めて見てみて、なかなかよくできた脚本だと感心。1同様に、アンディ少年(相変わらずカワユス)の肉体を狙うチャッキー。アンディはチャッキーがやってきたと主張するものの、周囲の人間は信じず、アンディを問題少年扱いする。

ストーリーの要は、どうやってアンディの協力者がチャッキーの存在に気付くかということ。

1では、母親がチャッキーの背中に電池が入っていないことに気付いたのが、そのきっかけだった。

2では、全く違ったきっかけが与えられているが、これがなかなかうまい。

1の設定に寄りかかることなく、独立した作品としてきちんと作られていることが分かる。

ホラームービーで大切なことは、シリアルキラーが単なる凶悪な殺人鬼であってはならないということ。

観客がシリアルキラーに共感できる部分がなくてはならない。

最後、主人公にフルボッコにされるシリアルキラーの姿でカタルシスも与えるけれど、一方で人間をバッタバッタ殺すシリアルキラーの姿に爽快感も感じさせなければ、映画として面白くはならない。

その点で、この2はとてもバランスがいい。

アンディを厳しく罰しようとした小学校教師に向かってチャッキーが「ガミガミうるせえんだよ」と言ったときには、思わず「よっしゃああ!」と拳を振り上げてしまう。

憎たらしいんだけど、何だか可愛らしい、でもやっぱり最後にはコテンパンにやられて欲しい、チャッキーは実にバランスのいいシリアルキラーだ。

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