リビング・デス 殺しの前戯

そこそこの秀作

始まり方から、官能サスペンスか何かかと思ったが、全然違った。

ドSのどうしようもない夫と別れて、弁護士である夫の親友とねんごろになろうという妻。

遺産もたくさんもらってウハウハになるために、夫を殺す計画を立てる。

共謀を図った夫の親友、フグ毒・テトロドトキシンを知り合いのツテで手に入れ、無事殺人に成功。

…かと思いきや「テトロドトキシンでは、トぶ事は出来ても死ぬ事はない」という事実が後で発覚。

『ロミオとジュリエット』のように、仮死状態から蘇る夫。

しかし、身体は既に遺体として解剖室にまわされていたため、目が覚めた頃には内臓がデローン。

しかも、腕を上げた拍子にグラインダー(?)で指を何本か切り落とされてしまう。

あくまでゾンビ的に、復讐しに行く夫。

「指なんかいらねえよ」と放り投げ、タバコに火を付ける仕草がとってもハードボイルドです。

ところが残った学生、「しめしめ」と仲間を呼んで解剖の練習。

ちゃんと縫合したり手当てをした割にはこのゾンビを穴に捨てに行っちゃうんだけど、結局みんな殺されちゃう。

B級スラッシャー映画でアッパッパーな学生達はたくさん見てきたけど、バカでマヌケな医学生ってのはなかなかいなかった。

たまーにこういうめっけもんがあるから、何でも借りてみるもんですね。

そこそこの秀作でした。

それはそうと、弁護士の親友よりもドSの夫の方が魅力的だと感じた私はおかしいのか。

ダメ人間というよりも、少年がそのまま大人になっちゃった感じ。

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