面白かったのはカメラワーク

例のアルバトロス・フィルムからのリリース。言うまでもなく駄作ですね。

長い、いちいち長い。そのシーンまるまるカットしていいんじゃないのってくらい長い台詞がちらほらある。

酔っぱらいの棺桶に片足突っ込んだ爺さんと哲学について語るシーンは本編と何の関係もないし、それも割と長い。しかも爺さんと主人公とで話が繋がっているようには到底思えないから無駄過ぎる。

スプラッタシーンも酷いもんだ。

血も全然出ない。100均の水鉄砲より飛ばない血液。首と胴が分断されてるんだし、ちょっと大袈裟なくらいが丁度いいのだ。だいたいリアルな死体模型用意できなかったからってあからさまなマネキンの使用は職務放棄とすら言える。スプラッタシーン自体殆ど無いのに、その数少ないシーンもとっても地味。

とりあえず長話を切り上げて戦闘シーンを増やして、敵の心理描写なりなんなりをもっと表現してくれれば多少はマシだったんじゃないの。

映画全体を通して気になるというか面白かったのはカメラワーク。

明らかにカメラ2台使ってるんだけど、カメラマンの技量が違いすぎる。

片方はピントもあってるし基本的にぶれないのに、もう一方はピントはずれるし手ぶれはするし、そもそもカメラ自体の性能も低いだろう。まったく色の濃淡が違う。

そんなシーンがちらほら散在しているので気になり出すと下手な方に愛着すら湧いてくる。

映画自体は見ても何一つ得るものはない、凡作になりそこねた作品。

脚本がもう少し頑張っていればと思うと残念で仕方ない。

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