前半がとにかく恐い

ケイトはホームで寝込んでしまったため、最終電車に乗り遅れ、さらには地下鉄の駅構内に閉じ込められてしまう。なぜか最終電車の後にやってきた電車に飛び乗るが、その電車には以前からケイトを狙っていた同僚・ガイも乗っていた。誰もいない電車内でケイトをレイプしようとする変態男。そのとき、何者かが男を引きずり下ろし、変態は重傷を負う。「逃げろ」という変態の言葉に従い、ケイトは線路に下り逃げるが…!

前半、とにかく恐い!一体何が追ってくるのか、さっぱり分からず恐い。誰もいないけれど煌々と明かりに照らされている地下鉄構内。その明るさ、静けさがかえって一層恐い!

ただ、途中で追ってきている者の正体が分かってからは、若干トーンダウン。やっぱり顔が見えてしまうと恐さは和らいでしまう。

なかなか面白い映画だと思ったけれど、当時の世間一般のレビューは余り高くなかった。(どこで面白いという評判を聞いたのか、今となってはもう)恐らく、その者が何者で、なぜその者がそこにいて、なぜ襲ってくるのか、全く説明がされていないからだと思う。だから何だったんだよ? と言いたくなるんだろう。ただ、説明しすぎる映画、ハッキリしすぎている映画が嫌いな私としては、これはこれでいいと思った。だって、追われている主人公からしてみれば、そんなんどうだっていいだろうから。情報が断片的にしか与えられない、だからこそ、恐さが増すということだってあると思うから。

シニカルな終わり方がいい。2回目は恐さは半減するだろうけど、また見たい。ジミー役の男の子がかわいかった。

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