どこを観ればいいのやら

洞窟に存在する謎の水たまり、あらゆるものを食う虫の群れ、凶暴化したウサギ、明らかになるモンスターの招待。映画が終わる時我々は気付く、これらの伏線が何にも繋がっていないということに…あれ!?

ストーリーは単純で、とある山の水に触れた人が人を食うモンスターになっちゃうってもの。で、その山に大学生のグループがやってきて、友達がモンスターになっちゃってさぁ困った困った。

劇中には色々と表現したいことがあるのだろうが、どれもこれも中途半端なので今一心に響かない。まぁ監督はノリで作ってんだろうな。あ、ここのシーンでは友達が化け物になる哀愁を出そう。お!ここでは友達に手をかける残酷性を表現しちゃおうか。おや?ここではスプラッター表現かな。

ってなノリ最後にはストーリーとまったく関係の無いモンスターを登場させちゃうってゆうね。いやはや、このモンスターが本当に唐突すぎてびっくりした。だって人食いとまったく関係無いんだもん。いや、監督のなかでは何か関係があるのかもしれないけど、見ている人がほとんど気付かないはず。オレも気付かなかったし。

スプラッタームービーとしても中途半端だったし、友達を殺さなくてはならない苦しさも表現仕切れておらず、どこを観ればいいのやら。

この手の映画をノリで作るなら、葛藤とか哀愁とかそんな高尚なものに触れようと努力しなくていいから、とにかく勢いと残虐性で勝負してくれたほうが100倍楽しいのになぁ。

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