冒頭は良かった

ケビン・コスナー主演のモンスターホラー。

妻と離婚し、二人の子供と一緒に田舎に引っ越してきた小説家のジョン。娘とは両親の離婚にも新しい環境にも納得してもらえず、思春期ということもあり少し上手くいっていない。

そんな娘がある日、家の近くに小高い塚を発見する。彼女はその日以来奇妙な行動をとるようになる。最初は思春期のせいかと思い悩みあぐねるジョンだが、そのあまりの異常さに他に原因があるのではと考える。そして、様々な事実を調べるにつれ、あの塚が先住民の巣として伝承されていることを突き止める。

冒頭は良かった。

モンスター映画はなかなかモンスターを登場させず、中盤あたりで全貌を明らかにするものが多い。それは映画の流れを生むものの、もどかしいという不満が生じる。しかし本作は序盤でいきなりモンスターを登場させる。登場人物と絡むことはないものの、容姿ははっきりと認識出来る。

ただ、そこからず〜っとモンスターが出てこない。じわじわとした恐怖描写ということなのだろうが、どうしても得心出来ない。

もっとモンスターに出てきてほしかった。

まぁでもそれそれとして一種の映画ジャンルだとも言える。何より納得いかなかったのは映画のオチ。

映画の終盤、盛り上がったところで場面が暗転。頼むからここで終わるなよ、という願いも虚しく流れ出したエンドロール。

あんな中途半端な終わり方をされてはもやもやが残るだけだと思う。しかも、このストーリーでは一番やってはいけない終わり方かと。

総じて、人によっては楽しめる映画だと思うが、多くの人はあのラストに納得がいかないと思う。

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