オリジナル版とほとんど何も変わってない割

オリジナル版とほとんど何も変わってない割に、オリジナル版のおどろおどろしい陰鬱さがなくなっていて、安いオカルトホラー映画になっちゃってました。
残念。
オリジナル版は、見えない恐怖というか、音楽と空気感だけで怖さを表現していたのに、リメイク版では突然大きな音を立てるとか、気持ち悪い物をいきなり映すとか、あっと驚かせる演出ばかりになっていて、つまらなかったです。
現代のホラー映画によくある感じ、というのでしょうか。
オリジナル版が凄く好きなだけに、悲しいです。
30年前にできて、現在ではできない理由は一体何なのでしょう。
音楽が決定的に悪くなったというのは確信してます。
オリジナル版の、悪魔の賛美歌のような、歌声の入った音楽が全体を暗い雰囲気で包み込んでいたのが凄く好きだったのですが、リメイク版では幾分か軽やかな調子になっていて、それが残念でした。
あと絶対的にダミアンが可愛くない。
可愛くないというか、普通の子役の男の子って感じで、オリジナル版の子のような、圧倒的な存在感がありません。
「あの可愛い子がまさか!」というのが大切なのに、その子が可愛くなかったら、ギャップの恐怖が生まれない。
乳母もオリジナル版の方が怖かった!!
オリジナルとリメイクを比較しちゃいけないのかもしれないけれど、ついついやっぱり比較しちゃいます。
そして、できることなら、リメイク版は見なかったことにして、あくまでもオリジナル版「オーメン」(しかも1のみ)を見た後の興奮を大切にしたいです。

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