ピラニア リターンズ

全てのビビリポイントにビクッとなった

いやー3Dで観れて良かった。全てのビビリポイントにビクッとなった自信がある。

ピラニアがこっちに飛び出すシーンを付け加えるために、ただでは人を殺さない嫌なこだわりが最高にGOOD!この企画会議に参加したかった。

映画しての規模は1のほうがデカイ。規模っていくか、人数っていうか、オッパイの大きさとか数とか。それに伴い水面が血に染まるあの楽しいシーンの迫力は1には敵わなかったね。1が数で勝負なら、2は質で勝負!といった感じかな。

質っていっても、1が小学生レベルのバカ騒ぎ(やってるのは大学生)で2は高校生レベルの下心、「如何に今夜あの子とヤルか!」「クラスで経験してないのはえっ…私だけ?」感、に成長してた。

おかげで一番嫌な初体験映像を視聴することになった。そらぁ初体験は失敗するというお決まりがあるかもしれないけど、アレはあんまり。つーか全米で最もセクシーな女優の使いどころココなんだ…よく快諾したなカトリーナ・ボウデン。オマタ血だらけにしたり、ゲロ吐いたり、貴方サービス精神半端ないね。いい人だ。

あとふと思ってんけど、悪いことをした奴、そもそもの諸悪二人は直接の死因がピラニアでないというのが面白いなぁと思う。ピラニアで死んだ人と差別化したかったのか、物語の中ではピラニアに殺される=幸せなのかその辺はよくわからないけど。前作のピラニアで「悪者のチ○コをピラニアが食わない」の流れなのかなぁ。それとも、むしろ、諸悪の二人を自業自得の死に様に持っていきたかったのか。

すべてにおいてスケールが大幅ダウン

続編ということで、前回からスケールアップしているとは、監督がジョン・ギャラガーにバトンタッチしていることからも期待出来ないけど、予想通りすべてにおいてスケールが大幅ダウン。

舞台は湖からプールに、時間は87分から83分に、爆発は爆弾クラスから打ち上げ花火へ、予算だって大幅カット、粛清、粛清の嵐だけど、おっぱいだけは前回以上におっぴろげており誠に喜ばしいことかと思いきや、ただおっぱいを出せばいいというわけでもなくエロさだって負けているのだ。フルマークの完敗負けなのである。

だけど、これはあくまで前回と比較した場合であって、そもそも、ジョン・ギャラガーはアレクサンドル・アジャの焼直しを作ろうとしているわけではなく、アジャはアジャで自分は自分という確固たる意志を持っている。『フィースト』で築いたものを糧にこれからもそのテイ(低)ストで突っ走っていく決意がありありと伝わってくる。

ストーリーの展開や伏線などには目もくれず、やりたいことだけをやり、面白いと思うものはモラルを無視してでも突っ込む。

ギャラガーは視聴者を楽しませようとしない。自分が楽しければそれでいいのだ。

何本も撮って無駄に作品数だけが増えている監督が多い中、ここまで潔く、あまりキャリアがないのに特色がはっきりしていることは大いに評価したい。

大衆向けではなく、ホラーが好きな方でもさらにごく一部にしか受けないところを見ると、エド・ウッドやジョン・ウォーターズにも通じるところがあるかもしれない。

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