ヒルズ・ハブ・アイズ2

容赦の無いスプラッター映画

「サランドラ」のリメイク作だった「ヒルズ・ハブ・アイズ」の続編です。

核ミサイルによってすっかりパワーアップした食人家族が、今度は軍隊と対決です。

80年代であれば、「食人奇形軍団VS鬼畜米兵軍団、灼熱の大乱戦!」とかいうタイトルで公開されたのではないでしょうか。

暴力、暴力、また暴力といった感じで、前作よりも派手に、汚らしく、より非道なシーンが満載です。

今回は特に女性にキツいシーンが多かったような気がします。

前作はとても良くできた作品でしたので、2を担当することになった監督も相当気合を入れたのだと思います。

結果としては1を上回るとは言えないまでも、十分に恐ろしく容赦の無いスプラッター映画として評価できる作品ではないでしょうか。

2に比べるとイマイチという評価が多いようですが、序盤から退屈させない展開など、良い部分も多いと思います。グロシーンも頑張っています。

家族の絆を描いていた前作に比べ、今回の主人公は惚けた新米軍隊達ですから、ドラマ部分は確かに弱い気もしますが。

ところで、ヒルズといえば日本では六本木ヒルズですが、金持ちが住むここを舞台に食人軍団が暴れ回る作品が出来たら面白いのではないでしょうか。

フリーターや派遣社員達が核ミサイルの影響で食人軍団となり、六本木ヒルズの金持ちを次々と食事していくという内容なら、絶賛されるのではないかと思います。

とにかく悲惨ニュースばかりな世の中ですから、映画くらいは夢のある、痛快な作品を観たいものです。

それなりのクオリティはある

製作は前作同様ウェス・クレイヴンなんですが、監督はアレクサンドル・アジャからマーティン・ワイズにチェンジ。ストーリーは完全オリジナルとなっています。

一年前に「あの家族」が奇形児軍団と死闘を繰り広げたアメリカの某サバンナ。ここを調査していた科学者達が謎の失踪をしたため、訓練中であった新兵一団が搜索に向かいました。

ところが流石新兵達、奇形児軍団の攻撃食らったら早速パニります。うっかり上官の軍曹誤射して殺しちゃったり、うっかり銃やロープ盗まれたり。お前らうっかりし過ぎ!こんな感じで奇形児軍団に全く勝てる気がしないんですが、果たして彼ら新米米兵達はやつらを倒し生還することができるのでしょうか・・・?

カニバ描写は存外少ないのですが、切り取った腕で相手にバイバイとかちょこちょこ気になる描写はあるかな。

なんか知らんけどスカな描写多いよね。便器の中から手が出てきたり、女性兵士が野外放尿中に拉致られたり、この女性兵がレイプされるんだけど顔にきちゃないヨダレ垂らされたりって。特殊AVですかこれ。

奇形児軍団に襲われた新兵たちが徐々にリミッター外れて、相手を残虐にぶっ殺すようになるのも面白いですね。これは割とリアルだと思うんだ。きっとこの手の残虐性は誰の心の中にも潜んでいるはず。それを白日の下に晒されるのはかなり恐怖。

やはり続編ということで高くなるハードルを超えることはできなかった一本、ということになるのかな。それなりのクオリティはあるので、ホラー好きならオススメってくらいかな〜。

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