レベル・サーティーン

どっちつかずで中途半端

タイのスリラー映画です。

死体博物館があることでも知られるタイだけあって、この映画も通常の映画ではちょっと控えるような場面も平気で登場します。

良識ある方は注意されることを忠告します。

この映画のツカミはいいんですね。

お金に困った主人公の元へ、突然電話がかかってきます。

「おめでとうございます!大金が獲得できるゲームへ参加するチャンスが与えられました!」

いかにも胡散臭い内容です。

ゲームの内容は、指示された課題を次々とクリアーしていき、最終的に13の課題を突破できれば億万長者になれるというものです。

最初の課題は「ハエを殺すこと」で、その次が「そのハエを食べること」。

その次が「子供を3人泣かすこと」と、徐々にレベルアップしていきます。

この徐々にレベルアップが曲者で、主人公は次第に理性を失い、通常であれば出来ないような事も次々とクリアーしていってしまいます。

この序盤の展開はさすがに面白く、テンポよく課題をクリアーしていくので「次はどんな試練なんだろ?」と気になってしまいます。

少しずつ厳しい内容になっていくのが分かっているため、観ている方もワクワクしてしまうんですね。

レベル5の挑戦の描き方が、実にタイらしいと思いました。

これはエグイこと間違いなし。

この映画のテンションが一番上がる(もしくは下がる)部分でしょう。

向こうの人はサービスでやってると思うんですが、多くの人はドン引きすること間違いなしです。

全体的には、ブラックコメディなのかスリラーとして怖がらせたいのかがどっちつかずで、中途半端に感じました。

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