話が普通すぎる

とにかく話が普通すぎる。ストーリーもかなりよくあるドッペルゲンガーもので、あまりにもよくある感じで話は進んで行くので、逆に深読みしてしまう。観ていて何か挑まれているような気さえしてくる。

鏡の向こう側にある世界からもう一人の自分が襲いに来る。活字にしても全然真新しさを感じませんが、映像的にも同様です。というか、鏡を割って向こうの世界からやってくるのですが、気がつくと鏡が割れていたり、割れる音だけだったり、鏡から出てくるという直接的な表現を描かないのは、センスが良いとは思えませんでしたね。

せめて終盤に差し掛かるにつれて、“リング”みたいにそういう直接的なシーンがあっても良かったように思うのですが、手抜きなのかなんなのか、全然見せようとしないんですよね。結果的に全然怖くない。そういう部分が観たいんですけどね。

仮に怖がらす為に作ったんじゃなければ、一体何なんですかね。人物描写もイマイチですよね。主人公は謎を解く事しか考えていないし、映像も前作の“フローズンタイム”は相当良かったんですけど、今回は微妙で、何をするにも、無駄に間が長いから飽きる。

バスルームのシーンでも、様々な場所にカメラを置いて、何か起きそうな緊迫感みたいなものを出そうとしていて、確かに出てはいるのですが、結局水滴が落ちるだけだったりする。脚本が面白くないのを撮り方でなんとかしようとしているのですが、面白くなさ過ぎて、なんとも出来ていない。長ったらしいんですよ。

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