発想はなかなか良かった

パッケージの伴杏里さんに、『なんだこれ?』って笑ってしまって借りた作品。

内容はシリアスなホラーでした。

テーマとしては、女の中に輝いている『闇』が、彼女自身を変化させていくというものらしい。

現代社会に潜む妖怪の元は人間という発想はなかなか良かったんですけどね、新しい映画ではあると思います。

この映画は単に妖怪で怖がらせるホラーという作りではなくて、もし妖怪になってしまったらというスタンスで描かれていて、普通の人間たちが徐々に妖怪へと姿を変えていく様がなかなか見物です。

この映画オムニバスなんですが、特に”のっぺら”の変貌の仕方は良かったですね。普通の少女が徐々に耳や目が退化していってなんとも薄気味悪くて良かったです。

”かまいたち”なんかも正直ただ爪が伸びてくるだけなんですが、爪を切られるシーンのリアクションとかが良くて、演技が良いのか演出が良いのか、なかなか楽しめましたね。

ただ気になったのが話をリンクさせてしまっているんですよね。何処にでも潜んでいる事を表現したいのか、ちょっと別の話で他の妖怪を出してしまうと笑ってしまうというか、ただでさえ非現実なのに妖怪が共演していまうとますます非現実的すぎて、さすがにやりすぎなような気がしないでもないです。あと医者が全く医者に見えませんでした。

怖さ目的で観ると間違いなく失敗しますね、じゃあ何目的で見たらいいのかと言われてもちょっと困ります、それぐらいよく分からない映画ですね。

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