妙にオマヌケでおかしい

このスクリームシリーズ全般に言えるんだけど、やっぱりこのシリーズの面白さは「笑い」にあると思う。

確かに怖いんだけど、何故か見てて楽しいつーか笑える。あからさまな爆笑シーンはないのだが、視ながらすんごい脳内で実況してる自分に気付く。

怪人はジェイソンみたいに不死身じゃなくて普通の人間、襲った相手に殴られたり足をひっかけて転倒したり股間を蹴られて悶絶したりと妙にオマヌケでおかしい。

随所に見られるパロディやオマージュにも注目。例えば「1」では「どうせホラー映画なんて馬鹿な白人女が外に逃げればいいのにわざわざ二階に逃げてメッタ刺しにされるんでしょ」的なセリフや「ホラー映画で殺されないための条件」が登場するし、「2」でも、中盤でランディが語る「続編の法則」がこの作品の肝となっている。あと前作の事件が映画化され劇中劇という形で登場するのも面白い。主演はもちろんトーリ・スペリングです。

「続編は失敗する」——監督はこの言葉に挑戦し、それはある程度成功に終わったと思う。ありとあらゆる「お約束」の張り巡らされたホラー映画において、時にそれを裏切り、時にそれを守る。すべては観客を楽しませるために。こうした監督・スタッフらの心意気には敬意を表したい。

ちょっと残念だったのはある登場人物が途中で殺されちゃったことかなぁ。こいつ好きだったのに。あと犯人を当てるのは到底不可能と思われるんであんまり考えないで気楽に見ましょう。正体を明かした後の犯人は前作同様MADです。

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