バカ映画好きな人は観る価値あり

とりあえずC級メタルみたいなジャケ絵が80年代の動物パニックの名作「ピラニア」「フライング・キラー」を彷彿とさせるあたりにちょっと好感。

で、本編。

始まるとバカみたいに話が進む。

なんなのこの無駄なスピード感。もしかして1時間くらいの映画だったのかと思うくらい序盤の展開の早さに閉口。

逆に中盤くらいからは帳尻合わせなのかタルすぎてヤバい。

そして場面展開時の無意味な「ババーン!」とか「ゴワーン!」な効果音の多用がウザいしカッコ良く決めたつもりのカメラワークとか早回しが逆効果のダサさ。

主人公は干からびたジャンク・ロード・バンダムみたいだし(マッチョだがなんか貧相)、ヒロインはただのおばはんだし、違う意味で凄い。

勿論凄いのはそれだけじゃなく目玉のメガ・ピラニアのCGのヘボさは二重丸。

なんじゃこりゃな出来に緊迫感ゼロ。

でも建物に飛んでくるメガピラニア、飛んできて塔に刺さるメガピラニア、ポコポコ蹴り返されるメガピラニア、潜水艦やヘリを食うメガピラニアなんてなかなか観られないから儲けものかも。

他にも、陳腐なカーチェイス、陳腐なヘリバトルなんかも楽しめますし、「俺達に任せとけ!」とか言って全く当たらない弾丸、「エラを狙って」とか後から言うアドバイス(先に言えよ)、そして一番の衝撃は全く解決してないのにバカ面で喜ぶ登場人物達です。

このオチ、というか無理矢理「もう時間だから終ろうよ」的な強引なラストは久し振りに涙が出そうだった。

観てて「えっ?」て言った。

うやむやを誤魔化す為のキスシーンに脱力。

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