ウルフクリーク 猟奇殺人谷

気分を害する可能性高し

猟奇殺人谷という昭和の恐怖映画みたいな邦サブタイトルが観る気をマイナスにしてしまい、評価や評判を知らないと確実にスルー対象になるだろう今作品。

実話を基にしたというその内容は

「悪魔のいけにえ(行為)」+「デスプルーフ(殺人鬼)」+「マッドマックス(車)」

みたいな感じ(なんとなく)

冒頭から30分近くある青春ロードムービーパートだけで結構楽しめ、後半の絶望まみれのスラッシャーパートも楽しめるという一粒で二度美味しい佳作。

本当に怖くなるの?と思うくらい前半は恐怖度0。

「こういう所行ってみたいな〜」と思うくらいの雄大さ。景色の綺麗さは抜群。

そこから一気に「いや、やっぱ日本に居よう」と旅を断念させるような展開に。

そして狭い空間での恐怖を表す映画は多いが、この作品は逆に広大すぎるほど広大な荒野を巧く使って「逃げようにも逃げられない」恐怖を表現。

殺人鬼の変態鬼畜ぶりが恐怖に拍車をかけます。

容赦無い殺人プロぶりを発揮します。

犯人はどこまで追ってくるんやと。

娯楽度0の救い用の無い物語(問題提起映画でもある)

変態殺人鬼ホラー好きは観る価値あり。

ただし、爽快感は皆無。気分を害する可能性高し。

余談1

皆さん演技がなかなかよろしくて、悲鳴にリアリティが有りすぎ。実際こんな目に逢ったらはキャーじゃなくて劇中のリズみたいな「オワッウアッ」て感じなんだろなと。

余談2

あのスタンドのオッサンもグルだったのかな?その辺はうやむやなのが残念。

レビュー投稿