ゾンビの起源を描いた作品

"題名はゾンビと付いていますが、内容はゾンビ映画ではありません。ブードゥー教の儀式を調査するためにハイチを訪れた物語です。儀式ではゾンビパウダーと呼ばれる粉を使って人間を錯乱状態にし、仮死状態にさせ埋葬します。数日後に墓を掘り起こし、仮死状態の人間を目ざますというものです。その人間はいわゆる映画のような夢遊病者のようなゾンビ状態です。最後には学者もゾンビパウダーの餌食になります。

普通のゾンビ映画と思って見たら大違いですが、私の場合は逆にハズレてよかった、いい映画だったという感想です。実はこの映画を見たしばらく後に、テレビでハイチのブードゥー教の儀式のドキュメンタリーをやっていました。そこに出てきたのはゾンビパウダー。そして錯乱状態から仮死状態になった人間を埋葬し、数日後掘り起こし、目を覚まさす・・という内容でした。まるっきり映画と同じです。テレビでは、この儀式は犯罪者に対して行い、仮死状態から目覚めた時は、記憶の無くなり、廃人のようになって、二度と犯罪を犯さないといっていました。

つまりブードゥー教のゾンビの儀式は実在していたのです。この映画をその儀式をドキュメンタリー風に再現した映画だったのです。このテレビを見てますます「ゾンビ伝説」のよさが増しました。実際に行われている儀式から今のゾンビ映画に派生しています。ハイチのジャングル、原住民、ブードゥー教の異様な雰囲気が怖さをかもしだしている作品です。"

レビュー投稿