沢山の馬鹿

映画が始まると、いつも通りただ殺されるために沢山の馬鹿が登場します。しかし今作の馬鹿は筋金入りの白痴かと思うような馬鹿がずらり勢揃いです。しかしこれはポリスアカデミーではないので、馬鹿達は馬鹿のくせに面白いことを言うでもなく、ただダラダラしているだけで本当に不快です。
こいつらがご丁寧に一人一人死んでいくのをこれから見なければならないのか、と絶望的な気分になりました。米軍お得意の誤爆とかで一気に死んで欲しいと強く願ってしまったほどです。
ドロンジョ・トンズラ・ボヤッキーのチンピラ3人組(すべて仮名)なんて、ただ人に嫌がらせをするだけの社会不適応者で、こういう若者って居るよな~と暗い気分になりました。
そんな馬鹿達の中に、周りからとにかく嫌われる空気の読めない太っちょが出てきます。確かパート5でもこんなのが出てきてアッという間に殺されました。
それはともかく、こいつが例のホッケーマスクを持ってくるのです。もちろんジェイソンの真似をして友人を驚かす為です。
しかしジェイソンは、この映画で初めてホッケーマスクを被るわけです。いったいどういう事でしょう。これ以前からホッケーマスクは恐怖の象徴だったのでしょうか?なんか不思議な気分です。
しかもジェイソンはいつの間にかマスクを付けていて、さも「もともとこうだったぜ。」と言いたげです。なんかがっかりです。
監督は前作と同じなんですが、前作に比べるとなんか緊張感が薄れた感じです。馬鹿は死んでも直らない、そして心も痛まないというわけです。あらかた馬鹿が片付いて、ヒロインとの一騎打ちになってからはなかなか面白くなってきますが。
そして注目のラストですが、1作目のパロディになっているのは面白いものの、結局前作とそっくりな終わり方です。単に監督の趣味なんでしょう。冒頭の疑問にもまったく触れられませんでした…。
ジェイソンが垢抜けてなくてただのオヤジ風味でしたが、目玉ポーン(何回もリピートしてしまいました。)とか腕スパーン等、見所もいくつかあります。

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