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トンカラトンは都市伝説として言い伝えられている日本の怪人で、夕方誰もいない帰り道でトンカラトンに遭遇してしまうと
背中に背負っている日本刀で切り殺されてしまうという怪談から生まれて、学生を中心として広まりはじめたものである。

またトンカラトンの風貌としては、片目だけ出した包帯でぐるぐる巻きにされた男の妖怪で、背中には日本刀を背負ってなぜか自転車に乗って
現れると言うかなり不思議な怪人として知られているのである。

見るからに大男で身体中が包帯でぐるぐる巻きにされており、片目だけ出して自転車に乗って軽快に歌いながら現れるのが特徴とされている。

この怪人はトイレの花子さんと言うアニメの中でも大流行した数分のアニメ番組の中で紹介され、淡々としたストーリーと不気味なナレーションもあり
トンカラトンは非常にインパクトのある存在として、子供たちの間でも有名な妖怪になったのである。

この学校のコワイうわさのアニメーションは全編通して淡々としているので、シンプルなイラストがまた恐ろしさを出しているものである。

またこの怪人は遭遇してしまうと必ずトンカラトンと言えと脅してくるので、トンカラトンの言うとおりトンカラトンと言うと見逃してくれて
刀をしまい、その場を去っていってしまうのだ。

また怪人がトンカラトンと言えと言わないうちにトンカラトンと言うと、俺がトンカラトンと言えとは言っていないと怒って
切りつけられてしまいその後どこからともなく白い包帯が現れて、被害者がまた新たなトンカラトンと言う妖怪にされてしまうのである。

またトンカラトンは集団で自転車に乗って現れてくるものもあり、同じように人を襲って行くのだが帰り道に人が多い時は出てこないと言われ
ひっそりとした路地裏などに1人で歩いていると、どこからともなくトトン、トン、トンカラトンなどと歌いながら出てくるので
出会ったらその場から逃げられなくなってしまうのである。

そしてトンカラトンの指示にのとおりにすれば喜んで去っていくが、言わないと刀で斬り殺されるというシンプルさもある。
とにかく命を守るためには、トンカラトンから促される前にトンカラトンと言ってしまってはいけないと言う怪人のルールもあるのだ。

トンカラトンに斬られた者はどこかからやってくる包帯に全身を巻かれ、自転車に乗せられまた新たなトンカラトンにされてしまう。
トンカラトンは個人で現れるときがほとんどだが、たまに集団で現れる場合もあるとも言われ学生たちに恐れられている恐怖の存在とされている。

いきなりトンカラトンが現れても命令を聞けば去っていくが、トンカララトン言わないと刀で斬り殺される。
また対処法としては、トンカラトンの命令に必ず従うことと、トンカラトンの包帯を左手に巻いておくと、遭遇しても仲間と思われ切られないで済む。

また怪人トンカラトンの写真を撮ろうとした少年がとトンカラトンを呼び、トンカラトンの写真を撮ろうとした少年はトンカラトンを呼ぶために
トンカラトンと呼んだのだが、トンカラトンは命令をする前に勝手にトンカラトンと言うからだというように切りつけて殺してしまう。

現在も全身包帯で背中に日本刀を背負った姿の妖怪として現在も都市伝説で有名になり、夕暮れ時に自転車に乗って現れ、遭遇した人は
トンカラトンと言わされ従わないと斬り殺され、また新たなトンカラトンが増えるという話は語り継がれている。

この怪人は対処方法が簡単なので、他の恐ろしい妖怪に比べたら優しいものなのかも知れない。