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生霊とは様々な呼び名があり、いきりょう、しょうりょう、いきすだまなどとも言われ、生きている人間の霊魂が体外に出て
自由に動き回ると言う説が最も有名である。

また生霊は非常に厄介な存在として知られているが、呼んで字のごとく生霊は生きているものが出しているものなので、本人が知らず知らずに
飛ばしているものや、また自分自身が好きな相手や嫌いな相手に向かって出しているもので、簡単に言えば想念のようなものである。

そして人間が生きている以上、飛ばし続けているもので、無意識に何度も飛ばしてきたりするので、対処法としては
とにかく気にしないことであったり、本人の霊能力がその出しているものよりも強ければ、特に気にすることはないものとも言われている。

よくあるケースとしては、不倫や浮気のケースの場合、相手のことを余りにも思うあまり枕元にまで出てきたりするとも言われているが
この場合は相手の奥さんなどに対する嫉妬や憎悪の想いが霊体の形が飛ばしたモノに対して何らかの現象を起こすので呪いとよく似ている。

特に相手に対する憎悪や恋愛感情は強すぎれば、相手の体調や心の状態に何らかのダメージが現れるものであるが、生霊を飛ばしている本人は
げっそりとやつれてきたり、飛ばす本人にも不幸が起きるものとされているので、飛ばされている本人だけがダメージを受けないものとしても知られている。

生き霊に取り憑かれると、どのような状態になるか言うと、それまで元気だったのに体調不良を崩したり、生気を失ったり、注意力が散漫になって
思わぬ事故を起こしたりというようなことがよく言われている。

また本当に霊能力のある霊能者がその人を見ると、取り憑いている生霊の顔さえもがはっきりと見えたりするようで、対処法なども霊能者が教えてくれる。

本人も霊的に弱体化し、肉体的・精神的に消耗してしまいます。また生霊を出す人間はネガティブエネルギーが多い人間が多いので
そのネガティブな感情が思わぬアクシデントや事故、トラブルを引き寄せる元とされている。

そして女性も男性も恋愛や結婚が何故かうまくいかない原因として考えられるのは、自分自身の生霊と霊障が最も有名なので、お祓いが必要な
ケースもよく見られているようだ。

過去の恋人を何年も思っていることや、未練が残って忘れられなかったりという場合も特定の誰かを強く思うと生霊を飛ばすことが最も多く
実際問題にも発展するとされているよいである。

また強い怨念の場合は、相手の体調を崩したり死に追い込むこともあるが、これが生霊の正体とされている。

また生霊は、生霊を飛ばしている本人にも不調が出始めるので、近くにおかしな症状が出始めた人や自分と仲違いしている人などを
疑ってみると意外に正体がはっきりとするものである。

また執拗に生霊に取り憑かれている人間は、身体全体だるさや体調が悪くなることが長く続いていて、それにより精神も不安定になるようだ。

そして霊能者が言うには、多くの人間には生霊がついていない人の方が珍しいケースとされているが、人を好きになったりした場合も
人は無意識に生き霊を飛ばすので、ほとんどの人は自分が生き霊を飛ばしていることに気が付いてないようであるのも事実である。

また霊能者によっても見解が異なってくるもので、生霊は生きているものが飛ばすものであるから除霊は難しいという人もいれば、生霊の持つ
邪悪なエネルギーで破滅していくわけではなく、カルマによってその人間がしたことが跳ね返っている悪いことを生霊のせいにしているのではないか?という
考えもある。