隣のおばあちゃんのその後

短編2
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隣のおばあちゃんのその後

前回話した隣の家に独りで暮らしているおばあちゃんに

何で喚いてるの?って聞こうと思った

いつもニコニコ優しいおばあちゃんが豹変するか

何も知らないとしらをきるか

楽しみにしながらすれ違うのを待った

タバコを買いに家を出た時おばあちゃんがいた

チャンス!

僕「こんにちわ!最近暖かくなってきたね」

婆「こんにちわ、そうだね日がおちるのも早くなってきたしもう夏だね。」

たわいも無い会話が続く

そろそろ聞こうと思ってきりだした

僕「おばあちゃん月曜の夜中叫んでない?」

婆「…」

僕「毎週毎週おばあちゃんの家から叫び声が聞こえてくるんだよね」

婆「火曜日の方がいい?」

僕「はい?」

婆「はい?水曜日の方がいい?」

僕「はい?意味が分かんねぇ。お前毎週月曜の夜中何か喚いてんだろ?」

婆「だぁかぁらぁ月曜じゃなくて火曜の方がいいかって聞いてんじゃぁん」

僕「何お前?何曜だって関係ねぇよ」

婆「お前が何だよ?何曜でも良かったら何が言いてぇんだよ?」

僕「…何で喚いてんだよ?」

婆「大きな声出したり笑うのが長生きの秘訣って新聞で読んだんだよ!何か文句あんのかよ?おいっ?お前もしかして早く死ねとか思ってんのかよ?」

僕「そっか長生きしろよ」

おばあちゃんがハニカミながら

「ありがとね」

と言った

何かもやもやが解けてスッキリした

晴れやかな気持ちで空を見た

僕「今日もいい天気だ」

おばあちゃんの家の二階からおじいちゃんがニコニコしながら見ている

僕「女はいくつになっても女だな」

おばあちゃんの新しい彼氏であろうおじいちゃんに軽く会釈をしタバコを買いに足を進めた

おわり

怖い話投稿:ホラーテラー はなわさん  

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