短編2
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深夜の病棟

こんばんは。今回はつい先日友人から聞いた、友人のお姉さんの体験談をお話し致します。

それは友人のお姉さんが6歳頃のお話です。

友人のお姉さん(長いんで次からはAさんと呼びます。)は、軽く入院しなければいけない病気にかかってしまったらしく、ほんの一週間入院していたそうです。

その病院には、まだ小さいという事で親がいてもかまわなかったらしく、その夜は友人の父が一緒にいたらしいです。

深夜にAさんが愚図りだしたらしく、友人の父はAさんをおんぶしながら点滴を引いて、館内を歩いて回ったそうです。

その時、友人の父は館内案内版を見ずに歩いたそうです。よって入ってはいけない所も分からなかったそうです。

ある階の廊下で歩いていると、一直線の廊下の後ろから、同じく点滴を静々とこちらへ引いてくる音が聞こえたそうです。

誰だろうと思い、後ろを振り返るが誰もいない。

すると前方の通路から今度は聞こえてくる。

また音の方に向くと誰もいない。しかし、まだ廊下に続きがあるのが見えたそうです。

興味本意で通路の曲がり角に行くと、もう廊下の先には非常階段の明かりが見えて終わりだと知ったそうです。

ひょいっと横を見ると、其処には『霊安室』と書かれたプレートが見てたそうです。

するとまた、後ろの通路から点滴を引く『カラ…カラカラ……』という音が聞こえてきた。けれどやはり音のする方には誰もいない。何もない。

気持ち悪く思っているとAさんは寝てしまっていたそうです。

気付けば元の病室の、自分の布団の上に居たそうです。友人の父は横の椅子に座っていたとか。

後日、聞いてみるといつもは其処に一般の人が入れないように看板が立てられているそうです。しかし、その日はある事情があり退けられていたそうです。

そして友人の父が案内板を見ていないもの事も原因としてあります。

そして、看護婦さんに聞いたらしいのですがその日霊安室にはやはりと言うべきか、保管してあったらしいのです。病気で亡くなった方の遺体が。

友人のお話はここまでです。見ていただきありがとうございます。

誤字・脱字がございましたら申し訳ございません。

友人は最後に『偶然が重なったらもう必然だよね?』と言っていました。

怖い話投稿:ホラーテラー 花たまごさん  

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