短編2
  • 表示切替
  • 使い方

水の恐怖

私はとあることで水恐怖症になった。

あれは去年の夏。

私は友達と海水浴に行った。

海にはたくさん人がいた。

私達は水着を来て海に飛び込んだ。

冷たい水が心地よい。

私は友達をおいてテトラポッドのほうに向かった。

念のため浮輪をしているが泳ぐのにとても邪魔だった。

バシャバシャもがいていると友達が追いついてきた。

もうすぐだから浮輪を持っててあげるといわれ浮輪を渡し、私は泳いで行った。

後ろからゆっくりだが友達もついてきている。

「きゃっ!!」

もうすぐのところで後ろから小さな悲鳴が聞こえ、振り返ると浮輪だけが浮かんでいた。

私はすぐに浮輪までいき潜ってみた。

私の友達は下でもがいていた。

私は最初ふざけていると思っていた。

だけど慌てる友人の表情に私は手をさしのばした。

すぐに海面にあがり二人で浮輪に掴まった。

「ゲホゲホゲホゲホ!」

友達は何度も咳込んでいた。

「どうしたの?足つった?」

私は友達に聞いた。

「浜辺に行こう!!」

焦りながら友達は私は引っ張っていく。

浜辺についた友達が水からあがると足に海藻?がついていた。

「ねぇもう帰ろう」

「えっ?」

友達に突然そんなことを言われ驚いた。友達はスタスタ更衣室に行ってしまう。

「私、もう少しだけ泳ぐね!!」

そう叫んで海に入って言った。

海にはいるとき誰かが後ろで叫んでたけど波の音で聞こえなかった。

バシャバシャ。

私は行けなかったテトラポッドに向かって泳いだ。一応浮輪をして。

ゆっくり着実に進んだ。

急に水が冷たく感じた。

ちょっと急ごう。

その時だった。

誰かが私の足を引っ張ったのだ。

慌てる海面に顔をつけると足に何か絡み付いていた。

引っ張ると長い髪の毛だった。

「きゃっ!!」

私は急いで引き返すために体を後ろに向きかえ浜辺を目指す。

しかしまた引っ張られた。

手の感触…。

やだ、やだ!

ぐんっと引っ張られ私は海に沈んだ。

肩を掴まれどんどん沈んでいた。

そして私の体になにかが絡み付く。

見てしまった。

女が私に絡み付いていた。

明らかに人じゃない。

ガボッ。ゲホッ。

ゲボ…。

私は気を失った。

気づいたら友達のライフセーバーの人がいた。私はその場で大泣きした。

結局あの女は誰だったのかはわからなかった。

以来私は水が怖くなった。また女がいるんじゃないかって。

怖い話投稿:ホラーテラー アクアさん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
17100
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ