俺も実体験を1つ。
怖くないけど、暇つぶしにどうぞ。
俺が高校時代に体験した金縛り(?)の話
当時クラスの友達から、山田悠介の『親指探し』って本を借りて読んでたんだ。
ちょうど『リアル鬼ごっこ』がクラスで流行ってて、
同じ作者だからって事で、友達に勧められて読んでみた。
読み終わって友達と本の感想とか言いあったりしてた。
それから三日ぐらい経った朝の出来事。
普段から金縛りにはよくかかっていた俺。
初めて体験した時はかなり怖かったが、何十回と経験しているうちに慣れてきた。
いつも金縛りにかかる時は必ず眠りに落ちる前なんだけど、
その時は初めて寝起きでかかって、ベットから上半身を起こした一瞬にかかった。
「えっ何?」って戸惑っている間に、
俺の部屋があっという間に、少し廃れた洋風のホテルの部屋みたいに変化していった。
部屋の左の方に、引き出しが4~5段ついてる木製の机と、椅子が置いてあった。
よくホテルに備え着いてる感じのが。
『親指探し』の中に同じような部屋が出てくるんだけど、まさにそんな感じ。
本の中では机の上の蝋燭に火が付いていて、アルものをその部屋で探すんだ。、
探している最中にポン、ポンと2回肩を叩かれる事があるけど、その時は絶対に振り向いてはいけない。
帰れなくなるとか。肩を叩かれて、帰りたくなったら蝋燭の火を消せばその部屋から出られる。
で、俺も同じように誰かに右肩を叩かれた。
すげー焦る俺、
「やっべ!!どうしよう、どうしよう」ってかなり動揺してた。
そうしたら目の前に火のついた蝋燭があったんだ。
全身金縛りで動かなかったけど、息だけは出来るから必死に蝋燭の火をフーフーやりながら消したよ。
火が消えた瞬間、金縛りが解けて動けるようになった。
寝起きだけど意識はかなりはっきりしてた。最悪の寝覚めだったけど。
ちなみに『親指探し』は映画化もされてるけど俺がこの体験をしたのは公開前。
勧めてくれた友達と映画観に行ったけど、再現されていた部屋がそのまんま過ぎてワロタw
俺の脳が勝手にイメージしたもので金縛りにあったのには驚いた。
長文・駄文失礼しました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話