これは俺が小学生の時、本当にあった出来事です。あんまり怖くないかも・・・
当時俺はG県G町に住んでいて、家から学校まで徒歩20分の距離を通っていた。
行きは指定された通学路があって、集団登校だったが、帰りの道は自由で、よく近道を探していた。
俺が気に入った道には空き地があり、大量の粗大ごみが置かれていた。
その中心に、ぽつんと「お巡りさん」がいた。(といっても、正確にはお巡りさんの等身大人形で、眼の悪かった俺が、本物と間違えて挨拶をしていたのは恥ずかしい思い出だww)
その人形は、無表情で棒立ち、おそらく不法投棄阻止のために立っていたと思われる。
俺はお巡りさんが気に入った。友達がいなかったので、ダチができた様でうれしかった。(寂しい子だったんですww)
それから何日かたったある日、いつもの帰り道を行くと、「お巡りさん」が敬礼のポーズをとっていた!少し驚いて近寄ってみると、左手にガラスの破片が突き刺さっていた・・・。(痛そうな表情をしていたのは気のせいだろうか・・?)
「どうせ誰かが動かして左手にガラスを刺したんだな」と思い、空き地を後にしました。
次の日、俺は病院に行きました。
何したかって?
そりゃぁもちろん
刺さったのさ・・・
彫刻等が、左手に・・・
その後空き地に行っても、「お巡りさん」を見ることはありませんでした。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話