中編3
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伸びる手が

これは僕の友人が実際に体験した話です。文章力がない上に誤字脱字があるかもしれませんがすみません。

僕の友人がO県に住んでいた時に体験した出来事です。当時彼は心霊スポット巡りにハマっていたらしく、かなりの数の心霊スポットを彼の友人達と巡ったらしいです。

彼らはかなり心霊スポットを巡って、多少幽霊が出ても全く動じなくなったそうです。そんな彼があれはヤバかったと言う話を投稿したいと思います。(以下彼の話)

あの日も夜もいつも遊んでる4人で友達の家集まってワイワイしてたんだ。

(以下、俺、A、B、C)

俺「次どこいく〜?」

B「どこってもう12時過ぎてるぜ?あっ心霊スポット行きたい!」

C「いいけど、でもここら辺の全部まわったぢゃん。。」

A「俺の先輩から聞いたとこいく?単車で一時間弱だけど確実にでるらしーぜ?」

俺「一時間かぁ、まぁ明日日曜日だしいっか!」

って全員で賛成してバイク三台で向かったんだ。どんなところかはAが着いてからのお楽しみ♪だって言うから楽しみにして前のバイクに着いていったんだ。

んで着いたのが1時半くらいだったかな?着いた場所はすごい古い廃神社だったんだ。

月明かりで結構明るくて、最初の印象はあんまり怖くなかったな。

俺「大したことなくね?」

B「この間行ったとこのが雰囲気あったし、結構怖かったよな」

A「先輩の話しだとこの先の階段にでるらしいんだ」

いつもバイクに常備してある懐中電灯を片手に鳥井をくぐったらんだ。

そしたら五十段くらいかな。結構長い石段があったんだよ。

C「階段の一番上になんかいね〜?」

ってCが言うからみんなでよく目をこらしてみると、

A「…いたっ!」

俺「俺も見える!」

B「こっち見てねぇ?」

よくみると階段の一番上から寝そべった髪の長い女が頬杖ついてこっちを見下ろしてんだよ。

内心、結構やべ〜とかって思って見てたんだけど、

B「女いるよ〜笑」

C「あの女なんか笑ってね?バカキモいし」

A「俺の事好きなんじゃね?笑」

いくら心霊スポットになれてるからってさすがにこいつらアホだろって思って俺はあんまり見ずに帰りたくなったんだ。そしたら

C「なんかあの女呼んでねぇ?」

B「確かに。おいA!誘われてるぞ!(笑)」

A「さすがに幽霊とはお手あわせしたくねぇよ(笑)」

とか言ってるので見てみると確かに女が手招きしてる。こわっ!って思ったけどみんなに馬鹿にされたくなくて、我慢してたんだ。

A「でもなんかおかしくね?」

見ると必死に手招き…というか苦しんでる?ようにも見えてきて、本当に怖くて、目を背けてダッシュで帰りたくなった。すると

全員「わぁいあぁ$&#[*@!!!!」

心臓が飛び出るくらいビビって見上げると、必死に手招きしていた手が階段を這うようにバタバタと手だけ伸びて追いかけて来ました。

さすがにビビって全員でバイクまでダッシュして、くっそ逃げて家の近くのコンビニに一旦停まったんだ。

そしたらCの単車のテールランプに捕まれたような手形がしっかり残ってて、その日は解散したんだけど、その帰りにCがガードレールにぶつかって、死にはしなかったけど、結構大怪我したんだよ。見舞いに行ったら

C「バイクを捕まれて、崖に引きずり込まれるところだったけど、ガードレールがあって助かった」

らしい。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー サボさん  

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